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ソニーの新BDレコーダに、3TB以上の外付けHDDが使えなくなる不具合

 ソニーは12日、4月から発売しているBlu-rayレコーダの新モデル「BDZ-ZT2000/ZT1000/ZW1000/ZW500」に、3TB以上の外付けHDDを接続すると、外付けHDDに記録した映像が見られなくなったり、BDレコーダがHDDを認識しなくなるなどの不具合があると発表した。6月下旬までにファームウェアアップデートで改善するとしており、早急に3TB以上のHDDの使用中止、録画済み映像の内蔵HDDへのダビングなどを呼びかけている。

Blu-rayレコーダの新モデル「BDZ-ZT2000/ZT1000/ZW1000/ZW500」

 この不具合が発生するのは3TB以上の外付けHDDのみで、2TB以下の場合は発生しない。外付けHDD内の映像が見られなくなる、もしくは外付けHDD自体を認識しなくなるため、症状が発生する前に、外付けHDDへの新規録画の中止や、録画済み映像の内蔵HDDへのムーブやダビング、ダビング後の外付けHDDの取り外し、HDD登録の削除などを呼びかけている。

 対策のファームウェアは6月下旬を予定しているが、ユーザーへの注意喚起のため、5月下旬に前述の対策方法をBDレコーダに表示するファームウェアアップデートが予定されている。

(山崎健太郎)