ミニレビュー

“シャア専用マック”、さっそく食べてみた

“シャア専用マック”5品を食べてみた
(C)創通・サンライズ

6月22日から販売がスタートしたマクドナルドと“赤い彗星”シャア・アズナブルのコラボメニューを編集部員ふたりで食べてみたので、ミニ食レポをお届け。コラボメニューを注文する際の参考になれば幸いだ。

今回のコラボではドリンク、朝マックも含めて全6種のメニューが用意されている。このうち編集部員・酒井が購入したのは「辛ダブチ」(単品420円)と「赤いガーリックてりやき」(同420円)、「ニュータイプ白いトリチ」(同440円)、ドリンクの「マックフィズ レッドエナジー味」(同250円)、「マックフロート レッドエナジー味」(同310円)の計5品。編集部員・野澤が購入したのは「赤いガーリックてりやき」と「ニュータイプ白いトリチ」、「マックフィズ レッドエナジー味」の3種。

まずは編集部員・酒井の食レポをお届け。なお、購入した「辛ダブチ」はハバネロパウダーを入れた真っ赤なスパイシーチーズと、ピリッと辛いスライスしたハラペーニョがサンドされており、マクドナルドも「辛みが苦手な方はご注意下さい」としている。酒井は辛いものは苦手ではないが得意でもなく、好んで選ばないタイプであることを頭の片隅に置いていただければと思う。

酒井の感想:辛ダブチ
赤いチーズが目を引く「辛ダブチ」。手前にうっすら飛び出ているのはピクルスではなく、ハラペーニョ
(C)創通・サンライズ

見た目はチーズが赤いダブルチーズバーガーといった印象だが、香りにハラペーニョのスパイシーさが混じり、食欲を刺激してくれる。「ちょっと大きめのピクルスが入っているな」と思いつつかぶりつくと、実はそれがハラペーニョで、ガツンと辛さが来たあとに、舌にピリピリとした感覚が残った。

バーガーの味わい自体は、ほぼダブルチーズバーガーと変わらない印象だが、ハラペーニョが大きなアクセントとなっており、パクパクと食べ進められる。

筆者が食べたものにはハラペーニョが3~4つはサンドされており、かぶりつくたびにハラペーニョの辛さを楽しめ、鼻の頭にじんわりと汗をかきながらも美味しく完食できた。「辛いものが一切ダメ」という人でなければ、美味しく食べられるのではないだろうか。今回食したバーガー3品のなかで、個人的にリピートするなら辛ダブチだなと思うほど、ハラペーニョのアクセントが絶妙だった。

ただ激辛ではないので、辛いものが好きな人が「とにかく辛いものが食べたい!」と期待していくと物足りないかもしれない。

「辛ダブチ」専用パッケージ
(C)創通・サンライズ
酒井の感想:ニュータイプ白いトリチ
「ニュータイプ白いトリチ」はホワイトチェダーチーズがトロリと溶けて、見た目でも食欲をそそる
(C)創通・サンライズ

トリプルチーズバーガーのチェダーチーズを、ホワイトチェダーチーズに変えたメニューで、見た目は辛ダブチ以上にボリューミー。筆者がオーダーしたものはホワイトチェダーチーズが絶妙にとろけており、見た目からも食欲をそそられた。

さっそくかぶりつくと、3枚入っているビーフパティの旨味が口にジュワっと広がるが、それに負けずホワイトチェダーチーズのクリーミーな味わいや香りも広がり、通常のトリプルチーズバーガーとはまったく違った味わい。なによりもボリューミーで、普段お腹がペコペコのときは“ビッグマック一択”な筆者も、大満足な一品だった。

「ニュータイプ白いトリチ」専用パッケージ
(C)創通・サンライズ
酒井の感想:赤いガーリックてりやき
「赤いガーリックてりやき」は赤いバンズとてりやきの香りが刺激的
(C)創通・サンライズ

赤いガーリックてりやきは、最大の特徴である赤いバンズが印象的。袋を開けると、てりやきバーガーならではの香ばしい匂いがブワッと広がり、香りでも楽しめる。

今回食べたバーガーの中で、唯一のポークパティということもあって、辛ダブチ、白いトリチとは違った味が口に広がる。ガーリックも弱すぎず、強すぎずの絶妙なバランスで、食事中はガーリックの満足感を得られ、食後もあまり匂いを気にせずに済む印象だった。

今回食べた3品のなかでは、もっともこぶりなバーガーだったが、てりやきの味つけもあり満足感はたっぷり。ただ筆者が食べたものはベーコンが薄かったせいか、その存在感がかなり弱めに感じられ、ガーリックやてりやきの味に負けてしまっているような印象だった。

「ニュータイプ白いトリチ」専用パッケージ
(C)創通・サンライズ
酒井の感想:マックフィズ/マックフロート レッドエナジー味
「マックフィズ レッドエナジー味」
(C)創通・サンライズ

どちらも、はちみつとガラナを配合した炭酸ドリンクで、マックフロートにはソフトクリームがトッピングされる。口にしてみると、はちみつよりもガラナの味わいが強く、エナジードリンクを飲んでいるような印象だった。

「マックフロート レッドエナジー味」。持ち帰ってくる間にフロートはかなり溶けてしまった
(C)創通・サンライズ

マックフロートは、上のソフトクリームが溶けてくると甘い味わいに変化してくるので、炭酸ドリンクでスッキリしたいときはマックフィズ、気分転換に甘いものを摂りたいときはマックフロートと、気分に合わせて選択できるのは嬉しいポイントに感じられた。ただ、この季節では持ち帰り時、マックフロートはかなり溶けてしまうので、ご注意を。

続いて、編集部員・野澤の食レポ。野澤はコラボメニューのうち「赤いガーリックてりやき」と「ニュータイプ白いトリチ」、ドリンクの「マックフィズ レッドエナジー味」を食べてみた。

野澤の感想:赤いガーリックてりやき
赤いガーリックてりやき

一口目はいつもの甘いてりやきソース。中のマヨソースにガーリックが入っていて、そこに到達すると一気にガッツリ系の味に変貌。ソースが両方とも濃いめながら、ベーコンの味も負けることなく主張してきて、パティと相まってしっかり肉を食べてる感が味わえる。

辛ダブチ、白いトリチより小ぶりに見えるけど、食べるとしっかり満足感がある。

ニュータイプ白いトリチ
ニュータイプ白いトリチ

マクドナルドのチーズバーガー系は久々。しかもダブチまでしか食べたことがないので、トリチ自体が初めてではあるけれど、一口目でチーズバーガーのチーズってこんなに美味しかったっけ? と思うほど濃厚なチーズの味が口に拡がる。パティ3枚なので1個で食べ応えもバッチリ。

野澤の感想:マックフィズ レッドエナジー味
「マックフィズ レッドエナジー味」
(C)創通・サンライズ

名前から察する通り、所謂エナジードリンク系の味。ガラナ+はちみつ配合で、北海道で売っているガラナドリンクを思い浮かべて飲んだけども、リアルゴールドの方が味が近い気がする。赤いガーリックてりやきを食べるときに一緒に飲んだときは、思いのほか口の中がさっぱりした。

なお、今回のコラボメニューでは上記で食レポをお届けしたメニューに加え、朝マックメニューとして「ダブチソーセージマフィン」も用意されている。昨年10月に登場し、好評だったメニューで、ダブルチーズバーガーの味わいをヒントに、オリジナルマフィンでソーセージパティとチェダーチーズを2枚ずつサンド。「朝からダブチの味わいをお楽しみいただける」一品となっている。

コラボメニューの価格など、詳しくは公式ホームページまで。

酒井隆文