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AmazonのCD特典「メガジャケ」を100円ショップのフレームで飾ってみた
2022年4月27日 08:00
AmazonでCDを購入する際に選べる特典の「メガジャケ」をご存知だろうか。CDの2倍となる24×24cmサイズに印刷されたCDジャケットが付いてくるAmazon限定の特典で、CDジャケットをまるでレコードのように飾って楽しめる。このメガジャケを飾るのに使えそうなフレームが100円ショップのダイソーで販売されていたので、せっかくならと額装してみた。
ダイソーにはチェキ用やL判用、A4サイズ、A3サイズなど、さまざまなフレームが販売されているが、今回購入したのはメガジャケより少し大きい24.2×27.2cmサイズの「スタンダードフォトフレーム」と「色紙フレーム」のふたつ。購入時の価格はスタンダードフォトフレームが110円、色紙フレームが220円。
材質はスタンダードフォトフレームのフレーム部がポリスチレン、前面がPET、異面がMDF、留め具がスチール。色紙フレームはMDFとポリスチレン。どちらのフレームもスタンドは付属していないが、壁掛け用のフック、色紙フレームにはフックと壁掛け用紐が付属している。
今回額装したメガジャケは、2021年10月13日に発売されたアイドルグループ・櫻坂46の3rdシングル「流れ弾」TYPE-Aデザインと、'22年4月6日に発売された4thシングル「五月雨よ」TYPE-Aデザインのふたつ。どちらもセンターに立つメンバーが大きく映されたデザインとなっている。ちなみにアートワークを手掛けているのはKing Gnuの常田大希が主宰するクリエイティブチーム・PERIMETRON。
さっそく額装してみると、購入したフレームは長辺が27.2cmでメガジャケより3.2cm長いため、ただ入れただけでは上下に余白が出てしまう。このままだと背板の裏地が見えてしまって、見栄えが良くないので、もともと入っている「Standard Frame」や「色紙フレーム」と書かれた紙を間に挟んで、見た目を整えた。
一方、短辺は24.2cmでメガジャケとほぼ同じサイズだが、メガジャケ配送時のビニール外装に入れたままではフレームに入らず、外装から取り出す必要があった。この外装には土台として厚紙が入っているので勘違いしがちだが、メガジャケ自体はただの光沢紙なので、取り扱いには少し注意。筆者はうっかりビニールの糊部分をくっつけてしまい、ほんの少し印刷が剥がれてしまった。
また、どちらのフレームも背板を押さえる留め具はスチールのツメが飛び出ているだけ。フレーム接合部の処理も甘く、スタンダードフォトフレームの表面カバーは薄い透明シートのような素材で、このあたりの質感はやはり値段相応といったところ。特に留め具は手だけで開け締めするのは難しいので、製品の説明書きに従って、マイナスドライバーを使用した。
フレーム表側の質感はまずまずで、実際に飾ってみると、ビニール外装のままよりも格段に見栄えが美しくなる。メガジャケはレコードよりは小さいものの、その分PCディスプレイ奥の壁などちょっとしたスキマ空間にも飾りやすく、自室が広くない筆者でも壁掛けスペースを確保できた。もちろん、そのままCDを飾るよりも飾り方にバリエーションが出る上、見栄えも豪華になって、所有欲も満たしてくれる。
筆者は最近ストリーミングサービスばかり使っていて、CDを買う機会が減りつつあるのだが、そもそもCDは収録曲に加え、ジャケットやブックレット、盤面のデザイン、帯なども含めてひとつの作品。特に“顔”であるジャケットデザインを気に入った場合、メガジャケなら飾って楽しめるので、今後は積極的にCDを、それもできればメガジャケ付きで購入していこうと“オタ活”のモチベーションを高めるきっかけになった。
ちなみに、Amazonではメガジャケ専用収納ケースとして、ぴったりサイズで、メガジャケをビニール外装のまま収納でき、台座も付属する「メガジャケフレーム」を販売している。フレーム、台座ともに紙製で、壁掛け用のフックもないが、ぴったりサイズで飾りたい場合や台座が欲しい場合、ビニール外装から出したくない場合などは、こちらを選んでもいいかもしれない。価格は980円。
そのほかAmazonで「メガジャケ 額縁」や「メガジャケ フレーム」と検索すると、HAKUBAやKenkoなど各社のフォトフレームが候補として出てくる。筆者が確認した限り、メガジャケより少し大きい25×25cmサイズのものが多かったが、フレーム自体の品質にこだわりたい場合は、こちらも検討して欲しい。