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編集部のイヤカフマニアがSOUNDPEATSの“イヤカフ型イヤフォン”「UU2イヤーカフ」など3機種を使い倒す!
- 提供:
- SOUNDPEATS
2026年7月7日 08:00
周囲の音を確認しながら音楽・動画を楽しめる“ながら聴き”イヤフォンが人気だ。耳掛け型や骨伝導型など、さまざまな製品が存在するが、ここ数年特に多くのメーカーが相次いで製品を投入しているのが耳を挟むように装着するイヤカフ型。耳を圧迫しない軽い装着感から高い人気を集めている。
各社からさまざまなモデルが登場しているイヤカフ型だが、手の届きやすい価格ながら、音質や使い勝手にこだわったモデルから、初めての1台としても使いやすいモデルまで、幅広くラインナップしているのがSOUNDPEATS。今回、ふだんからイヤカフ型イヤフォンを愛用している“イヤカフマニア”な筆者が、SOUNDPEATSの「CCイヤーカフ」「Clip1」「UU2イヤーカフ」という注目モデル3つを使い比べてみた。
“ながら聴き”イヤフォンはイヤカフ型がアツい
そもそも“ながら聴き”イヤフォンは、周囲の音を把握しながら、音楽や動画を楽しめるアイテム。家族に突然話しかけられたり、インターホンが鳴っても対応できたり、町中でも後ろから迫ってくる自動車や自転車に音で気がつけたりといった点から支持を集めている。
耳穴にイヤフォンを挿入する「カナル型イヤフォン」のなかには、マイクで外の音を取り込む外音取り込み機能を備えたものもあるが、長時間装着していると圧迫感で耳が痛くなったり、夏場にはムレ感が気になるといった人もいるだろう。
また“ながら聴き”イヤフォンでも、例えば耳掛け型はメガネやマスクと干渉して使いづらい、骨伝導型は頭部にしっかりと固定しなくてはいけないため、締めつけ感が気になるという人も多いはず。
そんななか、軽量で圧迫感なく使えるイヤカフ型は、通勤・通学やデスクワーク、家事などをこなしつつ、音楽やポッドキャスト、動画視聴を楽しむ“生活に溶け込むイヤフォン”として特に人気だ。
イヤカフ型イヤフォン最大の魅力はその装着感の良さ。基本的には耳たぶを挟むアクセサリーのように装着するので、頭や耳穴への負担は一切ない。最近は耳を挟むというより“耳にぶら下がっている”と言えるほど軽い装着感で、よりストレスなく使用できるものも増えている。
また耳掛け型や骨伝導型は、一般的な完全ワイヤレスイヤフォンと比べると、どうしても本体が大きくなりがち。あわせて収納ケースなども大型になるため、荷物がかさばってしまう。
しかし、イヤカフ型はイヤフォン自体がコンパクトなので、ケースサイズも一般的な完全ワイヤレスイヤフォンとほぼ変わらず、ワイシャツの胸ポケットやパンツのポケットにもサッと収納できる。
これからの季節は雨で湿度が高くなったり、35度以上の猛暑にさらされることが多くなる。そんなときに耳が蒸れる不快感なく使える点がイヤカフ型の人気が伸びている理由だ。
筆者もそんなイヤカフ型の魅力に取り憑かれたひとり。現在は家で掃除や食器洗いをするときはもちろん、近くのスーパーやコンビニまでの買い物時にも愛用。通勤時は自宅から駅まではイヤカフ型、騒音が気になる電車内では完全ワイヤレスイヤフォン、といった使い分けもしている。
またイヤカフ型イヤフォンで、ここ数年採用が増えている機能が「左右自動識別機能」。“イヤフォンの左右を区別することなく充電ケースに収納できる”というものから、“装着時に左右を自動に識別するため左右を一切気にすることなく使える”というものまで、バリエーションはさまざまだが、これまでイヤフォンやヘッドフォンでは当たり前だった「装着/収納する前に左右を確認する」というワンアクションがなくなることで、より手軽にイヤフォンを使えるようになる。
左右対称なデザインを採用できるイヤカフ型ならではの機能だが、筆者も一度、この左右自動識別機能を体験して以降、「左右を確認するのって地味に面倒だったんだな」と思うようになり、新製品が発表される際は必ず機能の有無をチェックしてしまうほど。
今回紹介するSOUNDPEATSのイヤカフ型では、CCイヤーカフとUU2イヤーカフが“左右を区別せずに充電ケースに収納できる”機能を、Clip1が“装着時に左右を自動に識別する”機能を採用している。
ネックバンドスピーカーから始まり、耳掛け型、骨伝導型とさまざまな“ながら聴き”製品を試してきたが、装着のしやすさとストレスの無さ、一般的な完全ワイヤレスイヤフォンと変わらないコンパクトさに、すっかりハマってしまった。
SOUNDPEATSのイヤカフ型3モデルを紹介
今回取り上げるSOUNDPEATSは、2010年に創立された、中国・深センに本拠地を構えるオーディオブランド。日本市場には2015年から参入しており、創業から16年、日本参入から11年と、実は歴史の長いブランドだ。現在は日本・アメリカを中心に31以上の国と地域で製品を展開している。
イヤカフ型イヤフォンでは、2024年の「CCイヤーカフ」を皮切りにラインナップを展開。2025年2月には初代「UUイヤーカフ」、8月にはブランド初のDolby Audio対応モデルとして「Clip1」を発売。そして2026年4月には、初代モデルから低音の再生能力と音圧(ボリューム)を強化した「UU2イヤーカフ」を発売している。
直販価格はCCイヤーカフが7,580円、Clip1が9,980円、UU2イヤーカフが7,280円と、いずれも1万円以下で購入できるのも嬉しいポイントと言える。
さっそく、実機の写真も織り交ぜつつ、3機種を紹介しよう。各モデルの価格と主な特徴は以下のとおり。
| 製品名 | 価格 | デザイン | 特徴 |
|---|---|---|---|
| CCイヤーカフ | 7,580円 | C字型 | 長時間でも快適な装着感 左右区別なくケースに収納 |
| Clip1 | 9,980円 | U字型 | Dolby Audio対応 装着時に左右自動識別 |
| UU2イヤーカフ | 7,280円 | U字型 | 独自アルゴリズムで低音強化 物理ボタン操作 |
CCイヤーカフ
2024年に登場したCCイヤーカフは、その名のとおりアルファベットの「C」のような形が特徴のイヤカフ型イヤフォン。耳を挟む部分だけでなく、本体の70%を柔らかなシリコン素材で覆うことで、肌への負担を最小限に抑えて、長時間でも快適な装着性を実現している。カラーはブラック、ベージュ、ホワイト、パープルで、今回はベージュを借りている。
イヤフォン前後をつなぐC型ブリッジ部分には、ニッケルチタン製の形状記憶合金ワイヤーを採用。耐久性がありつつ、高い弾力性も備えた素材のため、さまざまな耳にフィットする。
音質面では、デュアルマグネットを採用した12mm径ダイナミックドライバーを搭載。シングルマグネットのものと比べて「よりパワフルで繊細なサウンド、広い音場を実現。歪みが少なく、クリアで自然なサウンドを楽しめる」という。
またBluetoothコーデックはSBC、AACに加え、2025年7月1日からはLDAC対応にバージョンアップ。対応スマートフォンと組み合わせれば、より高音質なハイレゾワイヤレス音源も楽しめる。
イヤフォンの左右自動識別機能も搭載。CCイヤーカフの場合は、充電ケースから取り出す際に「左側取り出すと左用、右側から取り出すと右用」といった形で割り当てられる仕組みで、ケース収納時に左右を気にせずしまうことができる。
バッテリー駆動時間はイヤフォン単体で最大約6時間、ケース併用で約24時間。
Clip1
2025年8月に登場した最上位モデル・Clip1は、耳にぶら下げるような自然な装着感が特徴のデザインに、大口径ドライバーによるパワフルなサウンド、LDACとDolby Audio対応による高音質などを追求したモデル。
カラーバリエーションはダークグレー、チタンブラック、ベージュ。今回借りているのはチタンブラックだ。
イヤフォンは片耳約5gの超軽量設計。イヤフォン前後をつなぐU字型のブリッジ部分に0.6mmの超薄型ニッケルチタン合金を使った「N-Flex Arch」構造を採用することで、クリップ型ながら耳を挟んでいる感覚がほとんどない装着感を実現している。
搭載ドライバーは12mm径ダイナミック型。振動板にチタンPVDコーティングを施すことで、クリアで解像感の高いサウンドや、パワフルで深みのある低音を実現している。こちらもデュアルマグネットで駆動する仕組み。
BluetoothコーデックはSBC、AAC、LDACをサポート。ハイレゾワイヤレス認証も取得しているため、対応スマホと組み合わせることでより高音質で音楽を楽しめる。また独自のDynamicEQ Proアルゴリズムにより、LDAC非対応のiPhoneでも高音質を楽しめるとする。
またSOUNDPEATS製品で初めてDolby Audioに対応したのが、このClip1。アプリからDolby AudioをONにすると、一般的なステレオ音源が広がりを持った臨場感あるサウンドに変化、映画やライブ音源をより大迫力で楽しめるようになる。
このClip1も左右自動識別機能を搭載。こちらは、イヤフォンを耳に装着した段階で、左右どちらの耳に装着されているかを自動的に検出、それに応じて左右チャンネルが自動に割り当てられる。そのため装着時もケースにしまう際も一切左右を区別することなく使用可能だ。
バッテリー駆動時間はイヤフォン単体で最大約8時間、ケース併用で約40時間。
UU2イヤーカフ
UU2イヤーカフは今年4月に発売されたばかりの最新モデル。オープンイヤー型イヤフォンの弱点とされてきた「低音の物足りなさ」を克服し、広い音場と迫力あるサウンドを両立させたという次世代イヤカフ型イヤフォンと位置づけられている。
こちらのカラーバリエーションはブラック、ブルー、ベージュの3色。今回はブラックを借りた。
片耳約5gの超軽量設計を採用。U字型のブリッジ部分には弾性TPUとA級ニッケルチタン合金ワイヤーを採用し柔軟性を確保。さまざまな耳の形にフィットする。
音質面では、12mm径のチタンコーティングデュアルマグネットドライバーを搭載。さらに独自開発の低音強化アルゴリズムを駆使することで低域描写力を高めている。こちらもBluetoothコーデックはSBC、AAC、LDACをサポートする。
特に特徴的なのがイヤフォンの操作系にタッチ式ではなく、物理ボタンを採用したこと。タッチ式の場合、髪の毛が触れたりして誤動作することもあるが、物理ボタン式にすることで、そういった誤動作のストレスなく使用できる。またトレーニングや家事などで濡れた手でも確実に操作可能だ。
左右自動識別機能は、CCイヤーカフと同じく充電ケースから取り出す際に「左側取り出すと左用、右側から取り出すと右用」といった形で割り当てられる仕組みを採用している。
バッテリー駆動時間はイヤフォン単体で最大約10時間、ケース併用で最大約42時間。
実際に使ってみた
さっそく3機種を使い比べてみよう。今回、音質チェックではiPhone 16 Proとペアリングし、音源にApple Musicを使用。アプリから「ダイナミックEQ」をONにして試聴している。
まずはCCイヤーカフから。形状はイヤカフ黎明期に多く見られたC字型だが、耳を挟み込んでいるような感覚はなく、本体も軽量なため、装着感はかなり軽め。長時間でも痛みやストレスを感じることなく使用できる。ケースは光沢感のある仕上げで、見た目にも高級感がある。
Apple Musicで「サカナクション/夜の踊り子」を聴いてみると、イントロからドラム・ベースの低音がボンボンと小気味よく思わず身体を動かしたくなる。カナル型イヤフォンのズシンと沈み込むほどのパワフルさはないものの、音楽の持ち味を楽しむには十分な低音感だ。
それでいてボーカルは解像感が高くクリア。開放型ということもあり、音場が広いので、ボーカルがスッと伸びていく様子もしっかりと描かれている。“ながら聴き”はもちろんだが、リフレッシュしたいときにじっくり音楽を聴き込むにも不満がないサウンドだ。
タッチ操作も可能で、再生/停止に加え、音量調整もできる。タップエリアは装着時、耳の内側に来る部分なので、髪をかきあげたり、マスクを着け外ししたりするタイミングで手があたり誤操作してしまうことが少ないのもポイント。
続いてはClip1。こちらは昨今のイヤカフ型で多く見られるブリッジ部分が細いU字型デザインとなっている。装着すると耳を挟んでいる感覚はほとんどないにもかかわらず、しっかりと耳には固定されているので、軽く首を動かす程度ではイヤフォンがズレてしまうこともない。
ほかの作業に集中していると、イヤフォンを着けているのを忘れてしまうほど軽い装着感なので、1日中使っていてもまったく問題ないだろう。
おなじく「サカナクション/夜の踊り子」を聴いてみると、解像感が1段階アップ。CCイヤーカフよりもシンバルの存在感がアップし、楽曲に華やかさが増してくる。ボーカルも一層クリアになるので、より歌に集中できる。
アプリからDolby AudioをONにすると、音場が一段広がり、文字どおり音に包まれるような感覚で音楽を楽しめる。
なにより、このClip1に搭載されている左右自動識別機能がとにかく便利。音楽を聴きながら作業中、家族や同僚に話しかけられたとき、音楽を一時停止するのではなくとっさにイヤフォンを外して会話する、というシチュエーションはよくあるはず。
また筆者の場合、スーパーやコンビニのレジではイヤフォンを外して会計したいタイプなので、そういったとき外したイヤフォンを片手で握ったり、ポケットにしまったりすることになる。
こうした場合、会話や会計を済ませてイヤフォンを再装着しようとしたとき、どちらのイヤフォンを左に、または右に着けていたのか分からなくなる、ということはよくある。ポケットに入れてしまうとなかでシャッフルされるのでなおさらだ。
特にイヤカフ型は左右対称のデザインになっているものが多く、見た目では左右を判断しにくい。しかし、Clip1なら耳に再装着したときに左右が自動で再割当てされるので、こうしたストレスから解放された状態でイヤフォンを使うことができる。
最後はUU2イヤーカフ。こちらもClip1と同じU字型デザインで、着けていることを忘れそうになるほど軽い装着感も同様。ちょっとした外出や家事の場面はもちろん、仕事でオンラインミーティングが続くような日でも、装着したままストレスフリーで過ごせる装着感だ。
ケースは光沢を抑えた梨地のような仕上げで手触りが良く、指がかりもいいので、確実にケースの開閉操作ができる。
おなじく「夜の踊り子/サカナクション」を聴いてみると、CCイヤーカフやClip1以上に低音がパワフル。イントロのベースが奏でる低音にも深みが増し、頭の中に響く“重さ”も感じられるようになる。思わず「これイヤカフ型だよね?」と疑いたくなるほどだ。
ボーカルの解像感は高いため、迫力が増した低音に埋もれてしまうということはなく、しっかりとボーカルを楽しめる。女性ボーカルとして「HANA/ROSE」を聴いてみると、ボーカルにピーキーさは感じられず、パワフルな低音と相まって、思わず身体を動かしたくなるほど。
“ながら聴き”のつもりが気がついたら音楽に没頭していた、といったことも起こりそうなほど音楽をたっぷり堪能できる。
UU2イヤーカフの操作は物理ボタンなのも特徴。装着時耳の裏側に来る部分に物理ボタンがあり、これを押し込むことで再生/停止などの操作ができる。ボタン部分はほんの少し出っ張っているので、指先の感覚で位置を簡単に把握できる。
ボタンはしっかり押し込まないと反応しないが、後ろ側のパーツを親指と人差し指でつまむように持つと簡単かつ確実に操作可能。「カチッ」というボタンを押し込む音も聞こえるので、確実に操作可能だ。
イヤカフ型はジメジメ・ムシムシするこれからにおすすめ
3機種とも特徴的なのが、その装着感の軽さと音質の高さ。長時間着けていてもまったくストレスを感じないので、仕事中のオンラインミーティングはもちろん、自宅での洗い物や洗濯、お風呂掃除、寝る前に歯を磨いている時間にもイヤカフ型を愛用して音楽やYouTubeなどを楽しみまくっている。
特にイヤカフ型とは思えない迫力の低音が味わえるUU2イヤーカフと、左右を気にせずに着け外しできるClip1が快適で、「音楽にも没頭したい散歩やウォーキング、軽いトレーニングではUU2イヤーカフ。イヤフォンを着け外しする買い物時にはClip1」と使い分けている。またCCイヤーカフはケースがコンパクトで気軽に持ち歩けるので、通勤時のバッグに忍ばせておき、昼休憩のお供として活躍している。
今回の3機種で、個人的にイヤカフデビューにおすすめなのはUU2イヤーカフ。装着感は3機種とも甲乙つけがたいのだが、開放型とは思えない迫力の低音が味わえるのは大きな魅力。操作も物理ボタン式で、洗い物などで手が濡れていても操作しやすいのも嬉しいポイントだ。
梅雨の時期を迎え、夏本番も目の前。これからの季節を快適に過ごすためのパートナーとして、今年の夏はイヤカフ型イヤフォンをぜひ手に取ってみては。
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