【特別企画】
「HUAWEI MediaPad M3」レビュー
オーディオ&ビジュアルの楽しみを凝縮した8.4型タブレット
提供:ファーウェイ・ジャパン
(2016/12/14 0:00)
最近のスマホは性能もかなり向上しており、様々なシーンで活躍できるようになった。特に音楽や映画といったオーディオ&ビジュアルの楽しみは、充実した動画配信サービスや定額制音楽配信サービスが普及してきたことで、スマホがあれば十分という人も多いだろう。
しかし、スマホでオーディオ&ビジュアルを楽しむ場合、少々物足りない部分もある。それはサイズ。いかに手軽に持ち歩けるといっても、画面はもう少し大きいほうがうれしい。音楽にしても、ヘッドフォン主体の再生ならば不満はないが、自室で気軽に音楽を聴くときには外付けのスピーカーを使いたくなる。
そんな僕が注目しているのがタブレット。普段も7.9インチのタブレットを愛用していて、音楽再生や映画やビデオを見るといった楽しみはもっぱらタブレットを使うことが多い。8インチ前後のサイズは、持ち運びに適したサイズでありながら十分に大きいので、電車などでの長時間の移動中などにタブレットで映画を見るのが当たり前になりつつある。
もちろん、本格的なオーディオ機器やホームシアターに比べれば、画質・音質で少々不満があるが、どこにでも自由に持ち歩けるサイズを考えれば欲張りすぎというもの。そのあたりは正直、気にしないようにしていた。
ところが、画質・音質に徹底してこだわったタブレットがついに登場したという。それが、ファーウェイの「HUAWEI MediaPad M3」。オーディオ&ビジュアルにこだわる人にこそその実力を試してみてほしいということで、実機をさっそくお借りしていろいろと使わせてもらった。これ、なかなかいいじゃん。使い始めてすぐにそう感じてしまった。
「HUAWEI MediaPad M3」。オーディオ/ビデオ機能に注力した8.4型タブレットだ
ハイエンド級のCPUの採用をはじめ、ハイスペックを凝縮
まずは、MediaPad M3の概要から紹介していこう。ディスプレイは8.4型で、サイズは124.2mm×215.5mm×7.3mm、重量は310g。薄くてスマートな印象で、裏面は両端がラウンドした処理になっていることもあり数値より薄く感じ、ホールドもしやすい。作りがしっかりとしているのはもちろんだが、丁寧に仕上げられたエッジの処理なども質感が高く、見た目の満足度も高い。
ヘアライン処理されたエッジなどが美しい
背面はなだらかにラウンドしている
8.4インチと比較的大型だが、持ってみたサイズ感としては普段使いの7.9インチタブレットとほぼ同じで、タテに持ったときの横幅が細く、よりスリムな印象。そこに7.9インチタブレットよりも大きな8.4インチディスプレイが収まっているので、画面が一回り以上大きくなった印象になる。狭額縁デザインのため、ボディに占める画面の割合が大きいのだ。しかも解像度も2560×1600とさらに高解像度になっている。最新モデルだけに、このあたりのスペックはなかなか魅力的。
狭額縁で、片手持ちもOKな横幅
CPUもハイエンド級の性能を持つものが搭載されていて、ストレージはスタンダードモデル32GB、プレミアムモデルが64GB。ネットワークに関してはWi-FiモデルとLTE搭載モデルが用意されている。LTE搭載モデルは通話も可能。microUSBやmicroSDスロット、オーディオ出力といった装備は一般的なタブレットと同様だ。
しかも今回お借りしたゴールドモデルはLTE搭載のプレミアムモデルで、オプションで用意されるAKGと共同開発した専用イヤフォンなどオプションが同梱となったもの。AKGのロゴが印刷されたハウジングは、タブレットと同じくホワイトとシャンパンゴールドでカラーリングされ、見た目の質感やデザインも揃っている。
AKGイヤフォンと専用カバーが付属するプレミアムモデル
高音質DACとステレオスピーカーを搭載。その音楽再生の実力を試してみる
サウンド面はハーマン社によるチューニングが施されており、オーディオ回路や1W+1Wのアンプ回路などHUAWEIの開発陣が音質にこだわって作り上げたものを、ハーマン社が監修しているそうだ。そしてDACチップには、ポータブル機器向けの同種チップとしては業界最高水準の特性を誇る「AK4376」を採用する。
まずはAKGの専用イヤフォンを使い、プリインストールされる音楽再生アプリで高品位な音源を聴いてみた。
専用オプションのAKGイヤホン
プリインストールの音楽再生アプリ
さらに、楽しかったのが、ついに日本に上陸したSpotifyの再生。発売したばかりのローリング・ストーンズの新譜や、スティングの新譜などがすでにラインアップされていたので、次々に聴いていった。データ的にはCD音質並のその音は十分なもので、情報量としてもCDからのリッピングとほとんど変わらない印象。MediaPad M3のLTE搭載モデルなら外出先でも手軽に通信可能なので、Spotifyのような定額制音楽配信サービスはぜひとも利用したいところだ。
Spotifyアプリなどをインストールしてラジカセのような使い方にも
そして、もっと驚かされたのが内蔵スピーカーの音の良さ。MediaPad M3のスピーカーは、タテに持った状態では上下に配置されている。画面をヨコにしてテーブルに配置すると横長画面の両サイドから音が出るというわけだ。左右のスピーカーが十分に離れているせいか、ステレオ感がかなり良好だ。内蔵スピーカーとしては低音も十分に伸びていて、なかなかにスケール感の雄大な音になる。宇多田ヒカルの歌を聴くと、芯の通った力強さがあり、良好なステレオ感とあいまってボーカルが目の前に浮かび上がるような再現になる。こんなに薄いタブレットで、これだけの音が楽しめるというのは、まったくの予想外。
内蔵ステレオスピーカーを活用する機能として搭載されているのが「スマートチャンネルスイッチ」。ヨコ使用時はステレオ感を強調し、タテ使用時は音の大きさを強調するなど最適な音響処理に切り替える
イヤホン、内蔵スピーカーのどちらでも中域の密度が高く、高解像度でありがながら厚みのある充実した音になっているのは、オーディオ回路やアンプ部の作りが相当にしっかりとしたものであるためだろう。
これはもう、オーディオ専用プレーヤーに迫るレベルの出来と言っていい。外出先では本体やmicroSDカードに保存した楽曲を楽しめるし、さらにWi-Fiの使える屋内や自室では、専用スタンドを使って机にでもセットしたら、タブレット本体だけでちょっとしたオーディオシステムとして使える。Spotifyなどの音楽を内蔵スピーカーを使ってミニコンポのように楽しめるというのは、さすがはアプリの充実したタブレットならではの幅広い活用性だ。
画面も一回り大きく、画質的にも大満足。映画やビデオもハイクオリティ
今度は、映画やビデオなどの映像コンテンツを見てみよう。僕も加入している「Amazonプライムビデオ」を使って、さまざまなビデオ作品を見てみた。
まずは、購入以来よく見ている「ガールズ&パンツァー劇場版」。Wi-Fi接続での最高画質設定ならば、フルHDを超える解像度の画面で精細な映像を楽しめる。感激したのは、発色の良さ。登場するキャラクターの肌の色も健康的だし、大洗の町をかなりリアルに再現した背景なども細かなディテールを豊かな色が際立たせている。
筆者の普段使いのタブレットも再生画質は決して悪いものではないのだが、発色はモニター調で、正確だがそっけない感じがあり、特に中間色の豊かな再現では少々見劣りを感じてしまった。しかも、サイズが一回り大きいのに、精細感においてもMediaPad M3の方が緻密さがあるのだ。
この秘密は、独自の超解像技術「ClariVu-Super Resolution」のおかげ。本機の誇る2Kディスプレイ解像度へのアップコンバートでも、より緻密な再現が可能。キャラクターの描線のジャギー感も最小限で、普通に見ているぶんにはまったく気にならない。ガルパン劇場版の画質の良さを十分に堪能できる再現性には恐れ入った。
このほか、見放題のコンテンツから映画作品を中心に見てみた。「ミッション・インポッシブル:ローグ・ネイション」では、実写映像ならではのリアルな質感もしっかりと再現されるし、トム・クルーズ演じるイーサン・ホークの表情も迫力たっぷりに描かれる。映画には多い暗いシーンも思った以上に階調感が優秀で、黒の締まるくっきりとした映像が楽しめた。これは見事なもの。
標準の設定のままでも十分にきれいだが、設定で色温度を「暖色」に切り替えると、より映画らしい色合いになり、画面サイズを気にしなければ自宅の薄型テレビで見ているのと変わらない満足感が得られた。こうした色温度設定のほか、長時間の視聴や夜間の視聴で目に優しいブルーライトフィルター(EyeCare)、屋外でも鮮やかな映像を楽しめるアウトドアモード(SunView)など、充実した高画質機能が盛り込まれており、さまざまな環境で質の高い映像を楽しめるようになっている。
これならば、映画やビデオが見放題の定額制動画配信サービスをフル活用できるはず。プライベートルームで楽しむだけでなく、ベッドでゴロリと横になって気軽にビデオ作品を見るのも良さそう。画質の良さも含めて、「携帯できる動画プレイヤー」としての実力は他に並ぶものがない。気密性の高い透明な収納袋を使えば、浴室などでも使用できて楽しそう。防水スマホも便利だが、画面サイズの大きさを考えると、タブレットの方が魅力は大きいはず。
また、約310gという重量は、タブレットを片手で保持するスタイルでもあまり負担にならないので、通勤中などに漫画や雑誌などを電子書籍で楽しむのも有効だろう。
片手保持が可能な重さとサイズ感がうれしい
それでいて内蔵バッテリーは5100mAhと大容量で、動画視聴なら最大11時間、音楽再生ならば最大45時間もの長時間駆動ができるのもうれしい。バッテリー消費の大きなアプリを通知で知らせてくれる機能もあり、省電力設計も充実しているので、いつでもどこでも音楽や映像コンテンツを思う存分楽しめるというわけだ。
消費電力が大きいアプリは通知で教えてくれる
今までは、タブレットでの音楽再生や映画の楽しみは、どこでも楽しめる便利さが魅力で、画質や音質はほどほどで十分と思っていた。しかし、MediaPad M3の実力を知ってしまうと、これからはタブレット端末も画質や音質で選ぶべきだと思ってしまう。
僕のような映画好き、音楽好きならばもちろんだが、ゲームや電子書籍などタブレットで楽しめる多彩なコンテンツを楽しみたいという人には、HUAWEIのMediaPad M3はおすすめだ。国内での発売も開始されたばかりだが、人気が集中することは必至。ぜひともその実力を自分の眼と耳でも確かめてみてほしい。
指紋センサーを搭載しており、ロック解除は触れるだけでOK
リアカメラはF2.0と明るいレンズを採用。画素数は800万画素
スタンダードモデル | プレミアムモデル | |
Wi-Fi | Wi-Fi/LTE | Wi-Fi/LTE |
RAM:4GB ROM:32GB | RAM:4GB ROM:64GB | |
ACアダプタ/USBケーブル/保護フィルム付属 | ACアダプタ/USBケーブル/保護フィルム付属/専用カバー/AKGイヤフォン付属 | |
31,980円 | 37,800円 | 42,800円 |
ファーウェイ・オンラインストア、家電量販店、楽天モバイル、AEONモバイルにて12月16日発売 |
12月はHUAWEIイベント目白押し!
MediaPad M3の体験も
HUAWEI Presents 星のイルミネーション
東京の美しい景色を占有できるスペシャルシートでゆったり! 「ファーウェイ タッチ&トライ ラウンジ」を開催!
煌めく夜景が一望できる東京シティビュー内スカイギャラリー3にて「ファーウェイ タッチ&トライ ラウンジ」を開催。スペシャルシートでリラックスしながら高音質のファーウェイ タブレット製品を試用可能。J-WAVEオリジナル音源の試聴や、ファーウェイ オンラインショッピングを楽しめる。また同エリア内には巨大クリスマスツリーが設置され、ファーウェイ製品の高機能なカメラで思い出の一枚を撮影して持ち帰ることが可能。
開催期間 : 2016年11月23日(水)~2017年1月29日(日)
※新商品のタッチ&トライは12月14日(水)~12月25日(日)
HUAWEI Brand Experience CAFÉ
ROYAL GARDEN CAFÉ 青山でファーウェイ製品のタッチ&トライができる「HUAWEI Brand Experience CAFÉ」を開催。
雑誌「ViVi」コラボ : 12/12~12/18
HUAWEI クリスマスプレゼントキャンペーン
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