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ローランド株式会社は6日、ドイツのフランクフルトで開催されている「Musikmesse 2005」で、24bit/192kHzに対応するEDIROLブランドのUSB 2.0オーディオインターフェイス「UA-101」を5月に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円台後半になる見込み。なお、国内での正式な製品発表は4月中に行なう予定。 対応OSは、Windows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 9/10.2.3以上。ただし、USB 2.0(Hi-speed)に対応するのは、Windows XP SP1/SP2のみで、Windows XP SP1でもアップデートが必要となる。
UA-101は、24bit/192kHzで独立6チャンネルの同時録音・再生が可能な1Uハーフラックサイズのオーディオインターフェイス。24bit/96kHz時には、10チャンネルの同時録音・再生が行なえる。デジタル入/出力の対応サンプリング周波数は44.1/48/88.2/96kHz。AD/DA変換は44.1/48/88.2/96/192kHzに対応する。
フロントパネルには、ファンタム電源対応のXLR/TRSコンボジャック入力×2(INPUT2はハイインピーダンス対応)、光デジタル入出力×各1、ステレオ標準ヘッドフォンジャック×1を装備。リアパネルにはTRS標準出力(バランス)×8、TRS標準入力(バランス)×6、MIDI IN/OUT×1を備える。さらに、専用のステレオモニターアウト(TRS標準)も搭載している。なお、アナログ入力(3~8)は、2段階の入力レベルを切り替え可能となっている。 アナログ・リミッター回路を内蔵しており、突然の過入力でも、デジタル変換時のクリップ・ノイズを抑え、最大レベルを保てるという。そのため、ボーカルやアコースティック楽器など、音量が一定しないソースでも安定したレコーディングが行なえるとしている。
外形寸法は218×159.1×45.1mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.15kg。電源は付属のACアダプタで供給する。
□ローランドのホームページ
(2005年4月6日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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