ニュース

ソニーのBDレコーダで、3TB以上の外付けHDDを使えない不具合が修正

 ソニーは、Blu-ray Discレコーダ4機種「BDZ-ZT2000/ZT1000/ZW1000/ZW500」において、3TB以上の外付けHDDを接続した際に起きていた不具合を修正するアップデートを、6月24日より開始した。

BDZ-ZT2000/ZT1000/ZW1000/ZW500

 対象は、4月に発売したBDレコーダ「BDZ-ZT2000/ZT1000/ZW1000/ZW500」で、3TB以上の外付けHDDを接続すると、外付けHDDに記録した映像が見られなくなったり、BDレコーダがHDDを認識しなくなるなどの不具合が発生。6月下旬までにファームウェアアップデートで改善すると予告し、それまでは3TB以上のHDDの使用中止や、録画済み映像の内蔵HDDへのダビング、HDDの登録削除などを呼びかけていた。

 不具合修正のアップデートは、USBメモリ経由または放送ダウンロードで行なえ、適用すると、3TB以上の外付けHDDの新規登録が可能になる。また、5月に実施していたアップデートによる注意喚起のメッセージも表示されなくなる。

 なお、不具合発生当初に案内していた、3TB以上の外付けHDD登録の削除を実施せずにアップデート(バージョン「29.023.XX」以上)を行なうと、新たなメッセージが表示される。その外付けHDDでは録画や再生が正常に行なえないため、一旦HDD内の録画タイトルを本体の内蔵HDDへダビング(ムーブを推奨)し、外付けHDDの登録削除を行なったうえで、再度そのHDDを新規登録するよう案内している。

 このほかにも、今回のアップデートにより、再生中のBD-ROMの停止操作において、停止までの時間を短縮した。なお、BD-ROMの再生開始までの時間短縮に関する放送ダウンロードの提供時期については、8月に同社サイト内で案内する予定。