フォステクス、雑誌「Stereo」8月号付録ユニット向けダブルバスレフエンクロージャ

　フォステクスは、音楽之友社の雑誌「Stereo 2016年8月号」に付属するスピーカーユニットを搭載できる、エンクロージャ「M800-DB」を9月上旬に発売する。価格は1台4,000円。

エンクロージャ「M800-DB」

　「Stereo 2016年8月号」は既報の通り、7月19日に3,900円で発売。フォステクスと共同開発した8cm径のスピーカーユニットが付属しており、付録ユニットとしては初めて、メタル振動板を採用しているのが特徴。「M800-DB」は、このユニット専用のエンクロージャとなる。付録ユニット「M800」以外にも、「FF85WK」、「P800K」、「FE83En」が利用できる。

「Stereo 2016年8月号」付録のスピーカーユニット

　フロントにバスレフポートを搭載。エンクロージャ内部にも仕切りを設けて、ダクトを搭載したダブルバスレフ方式を採用。「ワイドレンジで迫力の低音再生を実現し、本格的なHi-Fiサウンドが楽しめる」という。

　プッシュ式のスピーカーターミナルと内部配線ケーブル、吸音材なども組み込まれ、音質調整済みの状態で販売。ユニットの端子と内部配線を接続し、付属ネジでケーブルを取り付けるだけで完成となる。

ユニットを取り付けたところ

　バッフルにはMDF t12を、天/底/側面/裏板にはMDF t9を採用。仕上げはチェリー調。内容積は5.3リットル。チューニング周波数は68Hz。外形寸法は132×200×298mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1台1.8kg。木ネジ4本、パッキン1枚も付属する。