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Amazon、プライム会員は4,980円の新「Fire 7」タブレット。Fire HD 8も一新

 Amazon.co.jpは、Fireタブレットの新モデル「Fire 7」と、「Fire HD 8」を17日より発売開始した。7インチIPSディスプレイを備えた「Fire 7」は8GBが8,980円(税込)、16GBが10,980円(同)、8インチのFire HD 8は16GBが11,980円(税込)、32GBが13,980円(同)。

Fire 7(左)とFire 8 HD(右)

 また、Amazonプライム会員(年間3,900円/税込)は、クーポン利用で4,000円引きされ、Fire 7は4,980円(税込)~、Fire HD 8は7,980円(税込)~。

 Fire 7は'15年発売のAmazon Fireの後継モデルと位置付けており、ディスプレイサイズ(7型)を明示する名称変更に加え、ディスプレイの画質向上やパフォーマンスの改善が図られている。Fire HD 8は、'16年発売モデル(12,980円)と仕様はほぼ同じだが、コストダウン(値下げ)を目標にモデルチェンジを行ない、従来モデル比で1,000円値下げし、プライム会員で7,980円を実現。コストダウンを最優先した設計変更により、厚みが0.6mm厚くなったほか、端子配置などが一部変更されている。

Fire 7

 Fire 7は、7型/1,024×600ドットIPS液晶(171ppi)を搭載。前世代機(Fireタブレット)では1.05:1だった画素を正方形に改善することで、映像や文字の見やすさを改善した。加えて、クアッドコア1.3GHzプロセッサの搭載により、パフォーマンスを向上した。ストレージは8GB/16GBで、microSDスロットも装備する(258GBまで対応)。RAMは1GB。

Fire 7

 プライム会員であれば、映像配信のプライム・ビデオやプライム・ミュージックを利用可能。また、プライム・ビデオのOn Deck機能により、プライム映画やTV番組などを自動的にダウンロードできる。テレビ番組や映画をFire TV StickやFire TVにミラーリング出力し、テレビの大画面で視聴できる「スクリーンシェア」に対応する。

Fire 7

 VGAフロントカメラと2メガピクセルHDリアカメラを搭載。無線LANは、2.4GHz/5GHzのデュアルバンド対応となり、IEEE 802.11a/b/g/nに準拠。Bluetoothも搭載する。厚みも1mm薄くなっている。バッテリ駆動時間は約8時間。Fire OS 5を搭載する。

 スピーカーやヘッドフォンジャックを装備。外形寸法は192×115×9.6mm(縦×横×厚み)、重量は295g。

 また、新たにスマートカバーに対応し、スタンドとしても利用可能。5色のバリエーションを用意し、価格は2,690円(税込)。

Fire HD 8は価格重視でリニューアル

 Fire HD 8は8型/1.280×800ドット(189ppi)のディスプレイを搭載するタブレット。クアッドコア1.3GHzプロセッサと1.5GB RAMを搭載している。ストレージは16GBと32GB。microSDカードスロットを備えており、最大200GBまでのストレージ拡張が可能。

Fire 8 HD

 プライム会員は、プライム・ビデオやプライム・ミュージックを利用可能で、プライム・ビデオのOn Deck機能により、映画やTV番組などを自動的にダウンロード。通信回線がない場合でも好みのコンテンツを視聴できる。

 ステレオスピーカーを内蔵し、Dolbyオーディオ技術により高音質な再生が可能。リアカメラは2メガピクセル、フロントカメラはVGA。BluettoochやIEEE 802.11b/g/n/ac無線LANを備えている。

 バッテリ駆動時間は12時間。外形寸法は214×128×9.7mm(横×縦×厚み)、重量は369g。Fireタブレットのテレビ番組や映画をFire TV StickやFire TVにミラーリング出力し、テレビの大画面で視聴できる。

 縦横どちらの向きでも立てられる純正カバーも発売。価格は3,480円(税込)。

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Fire 7Fire 8 HD