ソニー、BDレコーダ/プレーヤー計17機種をアップデート

-「スカパー! HD」を録画したBDが再生可能に


10月14日より順次アップデート開始


BDZ-X100
 ソニーは、「BDZ-X100」などBlu-ray Discレコーダ14機種と、「BDP-S350」などBlu-ray Discプレーヤー3機種のアップデートを10月14日より順次実施すると発表した。適用により、「スカパー! HD」録画対応レコーダでダビングされたBlu-ray Discが再生可能となる。

 対象機種は、レコーダがBDZ-X100/X95/A950/A750/L95/L55/T75/T55/X90/A70/L70/T90/T70/T50の14モデル。最新ソフトウェアバージョンは、BDZ-A950/A750の下3桁が「006」、BDZ-X100/X95/L95/L55/T75/T55は「010」 、BDZ-X90/L70/A70/T90/T70/T50は「023」。また、プレーヤーはBDP-S350/S360/S5000ESの3機種で、バージョンはS350とS5000ESが「020」に、S360が「007」に更新される。

 上記レコーダ/プレーヤー共通のアップデート項目として、BDレコーダ新モデルのBDZ-RX100/RX50やBDZ-EX200において録画し、BDにダビングされた、「スカパー! HD」のタイトルが再生可能になる。なお、対応するのはBD再生のみで、X100などでスカパー! HD録画は行なえない。

BDP-S360
 また、プレーヤーのうちBDP-S350/S5000ESについては、S360に搭載されている、BD/DVD再生時のスロー/コマ送り再生機能も追加される。

 アップデート方法は、レコーダが地上/BSデジタル放送波による配信で、10月15日より開始。配信期間はBDZ-X100/X95/A950/A750/L95/L55/T75/T55が2010年3月31日まで、BDZ-X90/A70/L70/T90/T70/T50は2009年12月31日までとなる。

 プレーヤーについては、製品を直接インターネットに接続してダウンロードする方法と、PCにアップデータを一旦ダウンロードしてからCD-Rに書き込み、プレーヤーに読み込ませる方法の2種類を用意。アップデータは14日から提供開始している。



(2009年 10月 14日)

[AV Watch編集部 中林暁]