◇ 最新ニュース ◇
【Watch記事検索】

ソニー、最高画質/明るい3Dの新BRAVIA「HX920」

−X-Reality PRO搭載のHX820/720も。VAIOでも操作


KDL-55HX920

 ソニーは、最高画質を謳う「HX920シリーズ」など、液晶テレビ「BRAVIA」の新シリーズを4月下旬より発売する。上位シリーズのHX920/HX820/HX720は4倍速/240Hzパネルを採用し、3D表示に対応する。

 最上位モデルのHX920シリーズは、直下型LEDを採用し、55型の「KDL-55HX920」、46型「KDL-46HX920」をラインナップ。店頭予想価格は55型が43万円前後、46型が35万円前後。

 HX820シリーズは、モノリシックデザインを踏襲し、エッジライト型のLEDを採用。55型「KDL-55HX820」と、46型「KDL-46HX820」を用意し、店頭予想価格は55型が37万円前後、46型が29万円前後。HX720シリーズは、エッジライト型のLEDを採用。46型「KDL-46HX720」と40型の「KDL-40HX720」を用意し、価格は46型が27万円前後、40型が21万円前後。


型番 サイズ 特徴 店頭予想価格
KDL-55HX920 55型 X-Reality PRO
直下型LED
無線LAN
モノリシックデザイン
43万円前後
KDL-46HX920 46型 35万円前後
KDL-55HX820 55型 X-Reality PRO
エッジ型LED
無線LAN
モノリシックデザイン
37万円前後
KDL-46HX820 46型 29万円前後
KDL-46HX720 46型 X-Reality PRO
エッジ型LED
27万円前後
KDL-40HX720 40型 21万円前後
KDL-55HX920 KDL-46HX820 KDL-46HX720

 新BRAVIA HXシリーズでは、全機種で新映像エンジンのX-Reality PROを搭載。データベース型複数枚超解像技術などにより高画質化を図っている。3Dトランスミッタは内蔵しているが、メガネは別売となる。HX920/820では、無線LANを内蔵する。

 別売のメガネは新しい「TDG-BR250」を設定。従来モデル比で18g軽量な59g(ブラック)を実現している。カラーはブラックとホワイトの2色を用意している。ホワイトの重量は61g。USBで充電可能で、連続30時間の利用が行なえる。同じく4月下旬に発売し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は12,000円前後。

TDG-BR250(B) TDG-BR250(W)

■ 新エンジン「X-Reality PRO」を搭載。直下型HX920は「BRAVIA最高画質」

モノリシックデザインを採用したHX920シリーズ。サウンドバースタンドは別売

 いずれも、1,920×1,080ドットのフルHD液晶パネルを採用。上位モデルのHX920は直下型のLEDバックライトを、HX820/720はエッジ型のLEDバックライトを搭載する。HX920/820は、液晶パネル前面にクリアなガラスを配し、ガラスとグレア加工のパネル部の間に特殊な樹脂を充填した「オプティコントラストパネル」を採用。HX720はクリアブラックパネル。

 いずれもパネルは4倍速/240Hzで、新たにソニー独自のタイミングコントローラを搭載することで、書替え速度を大幅に改善。特に3D表示時のクロストーク低減に寄与しているという。

 LEDバックライト制御により、ホールド時間を短縮。残像感を低減している。独自の残像低減技術「モーションフロー」も、HX920では16倍速相当の「モーションフロー XR 960」に、HX820/720では8倍速相当の「モーションフロー XR 480」としている。

 また、HX920のみ、消灯時に使っていない電力を点灯時に上乗せするLEDブーストを行なう「3DインテリジェントピークLED」により、明るい3D表示を実現している。直下型LEDの採用とあわせて、BRAVIA最高画質を謳う。


インテリジェントピークLEDのイメージ 動作イメージ
X-Reality PRO。XCA7との2チップ構成となる

 映像エンジンは、データベース型複数枚超解像技術を採用した「X-Reality PRO」を新開発。X-RealityにDRCを進化させたコンパニオンチップ「XCA7」を追加した2チップ構成で高画質化を図っている。

 XCA7の追加により、X-Realityの一枚超解像に加え、データベース型複数枚超解像技術に対応。数千種類のデータベースから最適なパターンを参照し、映像を創造/復元する。前後のフレームを解析して超解像処理を施すため、動いている映像でも解像感の向上が図れる点が特徴となる。入力する8bit映像信号を14bit相当にまで拡張する「SBM for Video」も搭載している。


入力画像の動きを含めてパターンを解析し、データベースと参照する データベースから最適なパターンを照合、分離
SBM for Videoを搭載

 また、オブジェクト型超解像処理や、ランダム/ドット/ブロック/モスキートの各ノイズリダクション機能などX-Realityの機能も継承している。「インテリジェント人感センサー」も搭載し、一定時間、画面の前を離れると自動的に消画し、席に戻ると再び画面を出画する。デザインは、HX920/HX820がモノリシックデザイン。 


■ Facebookや3Dなどネット機能も強化

 チューナは、地上/BS/110度CSデジタルと地上アナログを各1系統搭載。別売のUSB HDDへのデジタル放送録画機能も備えている。ただし、チューナが1系統のため、番組録画中はチャンネル切り替えは行なえず、ダビングした番組を他の機器に書き出すことはできない。

 ネットワーク機能も大幅に強化。ウィジェットでWebサービスを楽しめる「アプリキャスト」が新たにfacebookとニコニコ実況に対応する。Facebookアプリは4月下旬に提供予定、ニコニコ実況アプリは夏以降に提供予定としている。ニコニコ実況は2008年以降のアプリキャスト対応ブラビアで利用可能になる見込みで、テレビ番組を見ながら他の視聴者がテキスト実況している様子が確認できる。

アプリキャストにfacebookを追加 ニコニコ実況も

 また、テレビ番組で紹介されたショップやレストラン情報を提供する「ポケット・チャンネル」もアプリキャストに追加。番組終了後30分〜1時間で情報追加される。おサイフケータイへのURL情報転送も可能となっている。

 ビデオオンデマンドサービス「Video On Demand powered by Qriocity」にも対応。4月下旬には3Dコンテンツの配信開始も予定している。また、スマートフォンアプリのMediaRemoteを使った音声入力/検索も可能となっている。アクトビラ ビデオ・フル、YouTube、DMM.TV、アプリキャスト、Skypeなどに対応。また、DLNA/DTCP-IPのクライアント機能「ソニー ルームリンク」にも対応する。

 スマートフォン用アプリ「Media Remote」による操作にも対応。また、VAIOとBRAVIAを無線LAN接続して、VAIOを簡易コントローラとして利用できる「Remote Keyboard」も搭載。Windows 7搭載のVAIOで、BRAVIAのYouTubeのコンテンツ検索や、Twitterやfacebookの書き込みなどができる。

 HDMIは4系統装備し、ブラビアリンクに対応。D5入力×1、コンポジット×1、アナログRGB(D-Sub15ピン)×1などを装備する。

 HX920/820シリーズや、同日発表のNX720シリーズ用に、別売でテレビ本体を6度上方に傾けるスピーカー付きスタンド「サウンドバースタンド」も4月発売。55型用の「SU-B551S」と46型用の「SU-B461S」、40型用の「SU-B401S」を用意する。いずれも2.1chのスピーカーを内蔵し、総合最大出力は40W。3DパススルーやARC(オーディオリターンチャンネル)に対応する。


Qriocityは3Dコンテンツ配信も YouTube Twitter
型番 KDL-
55HX920
KDL-
46HX920
KDL-
55HX820
KDL-
46HX820
KDL-
46HX720
KDL-
40HX720
サイズ 55型 46型 55型 46型 46型 40型
パネル解像度 1,920×1,080ドット
倍速機能
(パネル)
モーションフローXR960
(4倍速)
モーションフローXR480
(4倍速)
3D ○(メガネ別売)
チューナ 地上/BS/110度CSデジタル×1、地上アナログ×1
スピーカー
出力
10W×2ch+10W 10W×2ch
サラウンド S-Forceフロントサラウンド3D
入出力端子 HDMI入力×4、D5入力×1、コンポジット入力×1、
アナログ音声入力×2、アナログRGB入力(D-Sub15ピン)×1、
光デジタル音声出力×1、Ethernet、USB×2、ヘッドフォン出力×1
消費電力
(待機時)
183W
(0.2W)
144W
(0.15W)
183W
(0.2W)
153W
(0.15W)
146W
(0.15W)
135W
(0.15W)
年間消費
電力量
193kWh/年 138kWh/年 167kWh/年 138kWh/年 136kWh/年 128kWh/年
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
127.8×30.8
×80.3cm
108.1×25.8
×69.2cm
128×30.5
×80.4cm
108.3×25.5
×69.3cm
107.8×26
×69cm
94.3×21
×61.5cm
重量
(スタンド含む)
31.6kg 24kg 28.3kg 21.1kg 18.8kg 15.4kg

(2011年 3月 16日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]