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アイ・オー初の有機ELゲーミングモニター。27型WQHDで280Hz対応

27型WQHDゲーミングモニター「LCD-GDQ271UEL」

アイ・オー・データ機器は、GigaCrystaブランドの新製品として、量子ドット有機EL(QD-OLED)パネルを採用した27型WQHDゲーミングモニター「LCD-GDQ271UEL」を8月20日より発売する。価格はオープンで、市場想定価格は98,780円前後。

GigaCrystaブランドの10周年記念モデル第4弾として、開発されたゲーミングモニター。同社の有機ELパネル採用は、本モデルが初という。パネル表面は光沢+ARコート。

有機ELパネル(2,560×1,440解像度)を採用することで、1,500,000:1のコントラスト比を実現。より没入感のある映像体験を可能にした。応答速度0.03ms(GTG)により、動きの激しいFPSゲームにおいても高いパフォーマンスを発揮できるという。

有機ELは自発光方式で画素を制御するため、残像感が少ないのも特徴。FPSゲームやレースゲームなどの動きの激しいゲームや、瞬間の判断が勝敗を分けるゲームにおいても視認性が高く、快適なプレイをサポート。モーションブラー(映像のブレ)の評価基準であるVESA ClearMR 15000認証も取得している。

量子ドット(Quantum Dot)技術による、広色域も実現。RGBの発光スペクトルを可能な限り狭めることで、色の純度を高め、より鮮やかな映像を描写。DCI-P3 99%をカバーする。最大リフレッシュレートは280Hz。

焼き付き(輝度低下)防止技術を搭載。さらに、3年間の焼き付き保証も付属。アイ・オー独自のこだわりとして「メンテナンス通知の表示位置や通知方法にも日本メーカーらしい細やかな工夫を施した」という。

W(白)の画素を使用したWOLEDパネルと比べ、文字のにじみが軽減され、より明瞭に表示。ゲーミング性能を活かしながら、ビジネス用途やクリエイティブ作業など幅広く利用できるとする。

ピボットに対応
側面
背面
端子部

ディスプレイの最薄部は3.9mm。上20度・下5度のチルト、左右22.5度のスイーベル、左右90度のピボットが可能。VESAマウントは100×100mm。

入出力端子は、HDMI(HDCP 2.3)入力×2、DisplayPort(HDCP 2.2)入力×1、USB-A、ヘッドフォン出力。5W×2のスピーカーも内蔵する。

スタンドを含めた外形寸法は約611×230×434~584mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.8kg。