パナソニック、7型のお部屋ジャンプリンク端末「UN-W700」

-Skype対応のコミュニケーションビューワー。約35,000円


コミュニケーションビューワー「UN-W700」

 パナソニックは、BDレコーダで受信しているテレビ放送や録画番組を、ワイヤレスで受信・表示でき、Skypeでのビデオ通話も可能なコミュニケーションビューワー「UN-W700」を7月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後。カラーはシルバー(S)。

 IEEE 802.11a/b/g/nの無線LAN機能と、7型で800×480ドットの液晶ディスプレイを備えた端末。OSにはAndroid 2.3を採用している。無線LANの設定ではWPSが利用可能。

 DLNA/DTCP-IP連携の「お部屋ジャンプリンク」に対応しており、Blu-rayレコーダのDIGAと連携可能。対応するDIGAで録画した番組や、受信しているテレビ放送を転送し、「UN-W700」から視聴できる。なお、「UN-W700」本体にデジタルチューナは備えていない。操作はタッチパネルから行なえる。


前面にデジタルカメラを備え、Skypeに対応

 さらに、前面にデジタルカメラを備え、Skypeに対応。ビデオ通話やボイスチャットもできるため、パナソニックでは「コミュニケーションビューワー」と名付けている。

 内蔵バッテリで動作し、「お部屋ジャンプリンク」利用時は、画面の明るさ最小で約2時間、最大で約1時間の使用が可能。充電所要時間は約2.5時間。

 OSはAndroid 2.3で、Google Playにも対応。ユーザーがアプリを追加できる。内蔵メモリは4GB、最高64GBのカードまで利用できるSD/SDHC/SDXCカードスロットも備えている。静止画のスライドショー機能も備え、フォトフレームとしても利用可能。フォトフレームに時計やSNS(Facebook/Twitter/mixi)などのウィジェットを表示することも可能。

 映像再生の対応コーデックは、MPEG-4 AVC/H.264(High Profile level3.1)、MPEG-4 Simple Profile level6、WMV(DRM付き除く)。解像度は最大1,280×720ドット、最大6Mbps、SDビデオのMPEG-4 AVC/H.264/ISDB-T Mobile Video Profile(CPRM対応)をサポートする。静止画はJPEG。音楽はAAC、AAC+、enhanced AAC+、MP3、WMA(DRM付き除く)をサポートする。

 300mW×2ch(8Ω)のスピーカーを備え、ステレオミニのヘッドフォン出力も装備、microUSB端子も備えている。外形寸法は201.4×93.9×150.1mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約431g。



(2012年 5月 31日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]