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ソニー、Bluetoothヘッドセットになる「ウォークマンM」

NC/S-Master MXを搭載。NFCでBT連携の「NW-M505」

NW-M505(ブラック)

 ソニーは、スマートフォンとの連携を考慮し、Bluetoothヘッドセットとしても使えるウォークマンM「NW-M505」を12月7日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18,000円前後。カラーはブラック、シルバー、バイオレット、ピンクの4色。

 縦長の本体に16GBのフラッシュメモリと、3行表示/モノクロ有機ELディスプレイを装備し、単体でオーディオプレーヤーとして利用できる。さらに、Bluetoothのオーディオレシーバー/ヘッドセットとしても動作するため、スマートフォン内の楽曲をBluetoothで受信して再生したり、スマートフォンの通話にも利用できる。

4色のカラーバリエーションを用意

 ウォークマンとして利用する場合は、内蔵メモリ内の楽曲再生に対応。本体脇のジョグコントローラで操作を行ない、3行表示のディスプレイを見ながら選曲可能。ボディはアルミ素材で、高級感ある仕上げとなっている。対応音楽フォーマットはMP3、AAC、WMA、リニアPCM、ATRAC。ハイレゾ楽曲には対応しない。

NW-M505(ピンク)

 アンプは独自のデジタルアンプS-Master MXで、クリアフェーズ、クリアベースなどの高音質化技術を搭載する。ヘッドフォン出力は10mW×2ch(16Ω)。また、デジタルノイズキャンセリング(NC)とNC対応の新EXイヤフォンが付属。付属イヤフォンのケーブル長は45cm。60cmの延長ケーブルやS/M/Lのイヤーピースが付属する。

 楽曲管理ソフトはMedia Go Ver.2.5を本体メモリ内に内蔵する。バッテリ駆動時間は15時間。5バンドのイコライザやダイナミックノーマライザーなどを備えている。FMラジオも内蔵している。

 Bluetoothヘッドセットとして利用する場合も、S-Master MXデジタルアンプやデジタルノイズキャンセルなどが利用でき、ソニー独自の高音質化技術を使ってスマートフォンからの音声を高音質に再生できるほか、デジタルノイズキャンセリングにより、雑踏の中での通話なども快適に行なえるという。対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP、コーデックはSBC、AAC、aptX。

 NFCを内蔵し、対応のスマートフォンとのBluetoothペアリングや接続をワンタッチで行なえる。Bluetooth利用時のバッテリ駆動時間は10時間(NC OFF)/9時間(NC ON)。外形寸法は85.5×21.3×19.9mm(縦×横×厚み)、重量は40g。

3行表示の有機ELディスプレイを装備
背面にクリップを装備
NFCでBluetoothペアリング

 専用アクセサリとして、シリコンケース「CKM-NWM500」(実売1,980円前後)や、ストラップ付きソフトケース「CKS-NWM500」(実売3,000円前後)もあわせて発売される。

(臼田勤哉)