ニュース
Amulech、23,000円のDSD対応USB DAC/ヘッドフォンアンプ。小型デジタルパワーアンプも
(2014/6/13 14:15)
Amulech(アムレック)は、DSD再生にも対応したUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「AL-9628D」と、デジタルパワーアンプ「AL-202H」を6月16日に発売する。価格(税込)は「AL-9628D」が23,000円、「AL-202H BO」が16,000円、AL-202H本体とACアダプタのセット「AL-202H SE」が18,000円。直販サイトのほか、Amazon.co.jpでも販売する。
Amulechは、元ラステーム・システムズの三上忠道氏によるオーディオブランド。ラステーム・システムズは、'13年6月に会社を閉鎖、同11月に東京地裁から破産開始決定を受けていた。その後、三上氏が個人事業としてAmulechのPCオーディオ製品を設計。「AL-9628D」と「AL-202H」は同ブランド最初の製品となる。メンテナンス体制などを強化して再スタートするという。
USB DAC/ヘッドフォンアンプ「AL-9628D」
DSD 2.8MHzとリニアPCM 96kHz/32bitの再生に対応したUSB DAC/ヘッドフォンアンプ。アナログ音声出力(RCA)と標準ヘッドフォン出力に加え同軸デジタル出力端子も備え、DDCとしても利用可能。なお、DSDをデジタル出力すると88.2kHzとなる。パソコン接続時の対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1と、Mac OS X 10.6.3以降。Windows専用ドライバを同梱。MacはOS標準ドライバで動作する。
DSD(DSF/DFF/DIFF/DSDIFF)再生はASIO 2.1でDSDネイティブ再生が可能。なお、DoPには対応しない。DACチップは96kHz/32bit対応のTI「PCM5102A」を搭載。ヘッドフォン出力は最大110mW×2ch(32Ω)、50mW×2ch(64Ω)、25mW×2ch(250Ω)。ヘッドフォンの対応インピーダンスは16~300Ω。全高調波歪み率は0.004%以下、SN比は110dB、ダイナミックレンジは110dB。
電源は付属のACアダプタを使用。消費電流は50mA。外形寸法は120×107×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約400g。