ニュース

パナソニック、4K動画からの静止画切出対応のLUMIX拡充。コンパクトの「LX100」でも4K

 パナソニックは、デジタルカメラ・LUMIXシリーズにおける4K動画撮影や、4K動画から高解像度な静止画を切り出す「4Kフォトモード」機能の対応機を拡充。11月13日にコンパクトデジカメ「DMC-LX100」を発売するほか、既発売のミラーレス一眼「DMC-GH4」と、レンズ一体型「DMC-FZ1000」向けに、10月1日に公開のファームウェア2.0アップデートにより「4Kフォトモード」を追加した。

 新モデル「DMC-LX100」の価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万3,000円前後。カラーはブラック(K)とシルバー(S)を用意する。

4K動画、4Kフォトモード対応のコンパクトデジカメ「DMC-LX100」

4Kフォトモードとは

 4Kフォトモードに対応したモデルは、4K(3,840×2,160)の動画撮影に対応しており、撮影した4K動画から1コマを切り抜き、800万画素の静止画を作成するのが「4Kフォトモード」となる。

 4Kフォトモードに設定すると、切り出しに最適である「記録方式MP4」、「画質設定4K/100M/30p」、「輝度レベル0-255」に、一括で設定が切り替わる。

 なお、動画撮影時のアスペクト比は、16:9のほか、4:3、3:2、1:1も選択可能。それらのアスペクト比で、約800万画素の静止画が切り出せる。ただし、16:9以外で撮影された動画の場合、SDカードに保存して、4K動画対応のテレビで再生したり、4K動画取り込みに対応したパナソニック製レコーダへダビングする事はできない。

 4K動画記録時にシャッターを切るように、カメラの特定の「Fn1」ボタンを押すことでマーカーを付与でき、再生時にそのポイントに素早く移動可能。切り出しポイントの目安にできるという。

 切り出した静止画には、通常の写真と同じようにExif情報が記録され、撮影日時や露出の設定などが確認できる。

4Kフォトモード対応のDMC-LX100

 DMC-LX100は、コンパクトデジタルカメラでは世界初となる、4/3型センサーを搭載。同社ミラーレス一眼で採用しているセンサーを搭載する事で、「デジタル一眼カメラと同等の画質を実現した」という。有効画素は1,280万画素。

 レンズはLEICA DC VARIO-SUMMILUX、35mm換算で24〜75mm/F1.7-2.8、光学3.1倍ズームとなる。光学式手ブレ補正機構も搭載する。

 4K動画はMP4で、4K(3,840×2,160)/30p/約100Mbps、4K/24p/約100Mbps。最大記録時間は4Kで15分、それ以外では29分59秒、または4GBまでとなる。また、MP4モードで1080/60p/約28Mbps、1080/30p/約20Mbpsなどの撮影も可能。AVCHDでも撮影でき、最高1080/60p/約28Mbpsで記録できる。

 無線LAN機能も内蔵し、NFCにも対応。写真を繋げてストップモーション動画を作成できる 「コマ撮りアニメ」、流れる雲や開花などの定点撮影やタイムラプス動画が撮影できる「インターバル撮影」にも対応。

 空間認識技術(DFDテクノロジー)を使った空間認識AF(静止画撮影時のみ)や、約11コマ/秒の高速連写、MF時にピントが合っている箇所を強調する「ピーキング」機能も利用可能。約276万画素相当のファインダや、3型/92万画素の液晶モニタも搭載。

 レンズ部には絞りリング、上面にはシャッタースピードダイヤルと露出補正ダイヤルを搭載し、画面を見ずに設定状態の確認や設定の変更ができ、素早く直感的な操作ができる事も特徴としている。

 外形寸法は約114.8×55×66.2mm(幅×奥行き×高さ)。バッテリやカードを含めた重量は約393g、本体のみが約351g。

GH4はファームウェア2.0でループ記録にも対応

 DMC-GH4/FZ1000のファームウェア2.0では、新たにMP4の記録モードに4K/100M/23.98pが追加される。

DMC-GH4
DMC-FZ1000

 DMC-GH4ではさらに、「ループ記録」機能を追加。2分ごとの動画ファイルを作成し、古いファイルを削除しながら最新の12分を動画に記録し続ける機能で、決定的瞬間の撮影に活用できるという。

 さらにGH4は、 Promote Systems製PCソフト「USB Tether」によるUSBテザリング撮影に対応。パソコンとUSB接続し、リモート操作や撮影画像のパソコンへの転送に対応できる。

 FZ1000では電子シャッター音を3パターン搭載。好みの音が選べるようになる。

DMC-GM5

 4K撮影には対応しないが、ミラーレス一眼の新モデルとして「DMC-GM5」も11月13日に発売される。ボディ単体での価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9万円前後。12-32mm/F3.5-5.6のズームレンズをセットにした「DMC-GM5K」が10万円前後。

DMC-GM5。左からグリーン、レッド、ブラック

 4/3型、有効1,600万画素のLive MOSセンサーを搭載したミラーレスで、116万画素相当のビューファインダーも搭載。ファインダーを搭載したデジタル一眼として、世界最小の約98.5×36.1×59.5mm(幅×奥行き×高さ)を実現。本体のみでの重量は約180gと、コンパクトデジカメ並みのボディサイズとなっている。

 動画撮影は、AVCHD/MP4で、フルHDの60p撮影が可能。インターバル撮影や、コマ撮りアニメ撮影機能なども備えている。

(山崎健太郎)