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新ハイレゾウォークマン「NW-ZX2」米国発表。microSD対応
小型ポタアンやLDAC対応Bluetoothヘッドフォンも
(2015/1/6 12:12)
米Sonyは5日(現地時間)、2015 International CESのプレスカンファレンスで、ハイレゾウォークマンのフラッグシップモデル「NW-ZX2」を発表した。発売日は「今春」で、米国での価格は1,199.99ドル。
2013年12月発売のNW-ZX1の上位モデルで、電源やシャーシなどから音質を改善したほか、miroSDカードスロットを装備し、メモリ容量拡張に対応した。本体メモリは128GB。
デジタルアンプ「S-Master HX」の搭載や192kHz/24bitハイレゾ対応などはNW-ZX1と共通で、対応ファイルフォーマットはDSD、WAV、FLAC、AIFF、ALAC、MP3、WMAなど。DSDはリニアPCM変換再生となる。
アルミニウムと銅を組み合わせたハイブリッドシャーシの採用や、電源強化、OS-CONや大容量バッテリの搭載、信号回路のブラッシュアップなどで音質向上を図った。
音質向上に加え、microSD対応や、ソニー独自のBluetoothコーデック「LDAC」対応なども特徴。LDACは、既存のSBCコーデック(44.1kHz/328kbps)と比べ、約3倍の情報量で音源を伝送できるというもので、より高音質なワイヤレス音楽再生が可能となる。同時に発表されたLDAC対応Bluetoothヘッドフォン「MDR-1ABT」との組み合わせでBluetoothでも高音質に再生できるという。
無線LANも搭載。ハイレゾ音源(192kHz/24bit)再生時のバッテリ駆動時間もZX1の16時間から、ZX2では33時間まで向上した。OSはAndroid 4.2。外形寸法は131.2×65.1×18.5mm、重量は235g。
MDR-1ABT
LDAC対応のBluetoothヘッドフォンで「MDR-1A」をベースモデルとする密閉型ヘッドフォン。今春発売予定としている。価格は399.99ドル。
液晶ポリマーフィルムにアルミニウムの薄膜をコーティングした40mmドライバを搭載。再生周波数帯域は4Hz~100kHz。Bluetooth接続時は20~20kHzだが、LDAC利用時には20Hz~40kHz対応となるとする。インピーダンスは24Ω。