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JDI、タッチセンサー内蔵でWQHDのスマホ向け液晶を世界に先駆け量産

WQHD液晶のイメージ画像

 ジャパンディスプレイ(JDI)は2日、タッチセンサーを内蔵したインセルタッチ方式の5型/WQHD液晶ディスプレイの量産開始を発表した。

 スマートフォンなどへの搭載を想定した5型クラス/WQHD(1,440×2,560ドット)解像度のIPS液晶ディスプレイ。タッチセンサーを液晶モジュールに内蔵するインセルタッチ方式では、表示解像度が高くなるほど技術的な難易度が増すが、液晶モジュール「Pixel Eyes」に導入されている独自のインセルタッチ技術により、「世界に先駆けて、フルHDの1.8倍の解像度を持つWQHDでのインセルタッチ方式を実現した」という。WQHDは、現在スマートフォンで使われている最も高精細なディスプレイで、今後の成長が見込まれるとしている。

 精細度は500ppi以上。コントラスト比は1,500:1、輝度は500cd/m2、色再現性はNTSC比85%。視野角は上下/左右160度以上。

(一條徹)