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Just ear、最新J-POPチューニングイヤフォン「Night of Knife」を限定6台販売

 ソニーエンジニアリングとヴァーナル・ブラザースは、「Just ear」ブランドのカスタムイヤフォン「XJE-MH1」の新音質チューニングモデル「Night of Knife」視聴会を10月24、25日に東京中野で開催される「秋のヘッドホン祭2015」会場で実施。限定6台(各日先着3名)の受注を行なう。価格は24万円で、耳型採取費用9,000円が別途必要となる。

XJE-MH1

 XJE-MH1は、購入者の好みや使用環境に合わせて作る音質カスタムモデルだが、「Night of Knife」は、AVライターの野村ケンジ氏と、Just Earの松尾伴大氏の対話により生まれた音質チューニングモデルとなる。野村氏が「XJE-MH1」を製作した際の「最新J-POPチューニング」の仕上がりが良かったため、台数限定での販売を決定。予め音質調整済みとし、台数を限定することで、通常のXJE-MH1(約30万円)より価格を抑えて販売するという。

 ユニット構成等はXJE-NH1と共通で、バランスド・アーマチュア型ドライバと13.5mm径ダイナミック型のハイブリッド型ユニットを採用。ケーブルは着脱式となる。

 野村ケンジ氏による、音質/製品解説は以下のとおり。

先日、松尾伴大氏に「XJE-MH1」を製作してもらった際、「なかなか絶妙なJポップ向けチューニングが出来あがりましたね」、「せっかくですからヘッドホン祭りで皆さんに聴いていただきましょう」、「どうせだったら買えるようにしちゃいましょう」といった流れで、あれよあれよという間に話が進み、今回この「Night of Knife」、通称“NK1(のむけんわん)”を特別販売していただくことになりました。

肝心のサウンドはというと、最新Jポップに特化したチューニングをおこなっています。

試聴曲は(すっかりお馴染みの)TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDに加え、OLDCODEX、早見沙織という、サウンドの特徴がかなり異なっている楽曲をチョイス。

アニソン(ランティス作品など)からJロック(LUNA SEAやL'Arc~en~Cielなど)、ニューミュージック系(竹内まりやなど)まで、幅広いサウンドキャラクターに対応できるようチューニングを詰めていきました。

なかでも、パワフルな男性ヴォーカルと伸びやかな女性ヴォーカルがきちんと両立されていること、細やかなニュアンス表現がしっかりと伝わるフォーカス感の高いサウンドであることを強く意識しています。

加えて、屋外でも迫力が削がれないよう、やや低域を強めにしています。

ちなみに、「Night of Knife」という名前は、オーディオライターの高橋敦さんに命名していただきました。

(臼田勤哉)