ケンウッド、iPodに特化した約4万円の1DINユニット
-1DINで動画表示。CD/USBユニット2モデルも
ケンウッドは、車載用1DINオーディオユニットの新製品として、iPod/USBの接続に特化した「I-K99」など3製品を3月上旬より順次発売する。種類と価格は下表の通り。
製品 | 型名 | 標準価格 | 発売時期 |
MPEG-4/WMV/H.264 MP3/WMA/AAC/WAV対応 デジタルメディアレシーバ | I-K99 | 42,000円 | 5月中旬 |
MP3/WMA/AAC対応 CD/USBレシーバ | I-K77 | 31,500円 | 3月上旬 |
MP3/WMA/AAC対応 CD/USBレシーバ | I-K55 | 26,250円 |
■ I-K99
USB 2.0インターフェイスを搭載し、USBメモリやiPodなどの再生に特化した1DINサイズのカーオーディオユニット。同梱のiPod/iPhone用接続ケーブルを使用して、iPod/iPhone内の楽曲再生などが可能。充電にも対応する。対応iPodは第5世代iPod、iPod nano/classic/touch、iPhone 3G/3GS。
ユニットのフロントには3型TFT液晶ディスプレイを備え、音楽のほか、接続したデバイスの動画/静止画再生も可能。映像入力を持つ外部モニターへの出力もできる(iPhone/iPodのみの対応)。再生対応フォーマットは動画がMPEG-4 AVC/H.264、MPEG-4、WMV9、音楽がMP3、WMA、AAC、WAV(リニアPCM)、静止画がJPEG、BMP。
また、本体にメモリを内蔵しており、USBを介して音楽/静止画/動画ファイルの転送も可能。転送後は「Internal Memory」というソースからファイル再生ができる。なお、対応可能ファイルに関しては、同社対象サイトに掲載するとしている(5月予定)。
フロントのデザインとして、iPodのキーレイアウトに準じたキー配置を採用。ディスプレイは「タイトル」、「アルバム」、「アーティスト」など音楽情報の表示が可能で、日本語6行表示、日本語5行+タイムコード&バー表示や、アルバムアート表示にも対応する。
AM/FMチューナも内蔵。アンプ部の最大出力は50W×4ch。重量は1.1kg。
■ I-K77、I-K55
ともに、CDドライブとUSB 2.0インターフェイスを備えた1DINオーディオユニット。iPod/iPhone接続用ケーブルを同梱し、USBメモリやiPod/iPhone内の音楽再生に対応する。再生対応ファイルはMP3、WMA、AAC。I-K55はフロントにUSB端子を備えるタイプで、外部入力端子も備えている。
2モデルとも、iPod/iPhoneの操作を、ユニット本体かiPod/iPhoneで行なうかを選択可能な「コントロールハンドモード」を搭載。またI-K77のみ、iPodのキーレイアウトに準じたキー配置を採用する。
CDドライブも備え、MP3、WMA、AAC記録のCD再生もできる。AM/FMチューナも内蔵。アンプ部の最大出力は50W×4ch。日本語表示に対応したディスプレイも搭載する。I-K77の重量は1.3kg。I-K55の重量は1.2kg。
I-K77 | I-K55 |
(2010年 2月 18日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]