デノン、CDレシーバー「RCD-N7」でAirPlay対応を開始


RCD-N7

 デノンは、ネットワークCDレシーバー「RCD-N7」の「AirPlay」対応ソフトウェアアップグレードを2月1日より開始した。アップグレード価格は5,250円で、オンラインストアで申し込みを行なう。

 当初、アップグレードは2010年11月が予定されていたが、その後に延期。AVアンプの「AVR-4311」(K/SP)、「AVR-3311」(K/SP)、「AVR-A100」(K)向けのアップグレードは1月6日に開始されたが、「RCD-N7」の対応は遅れていた。

 AirPlayは、PCやMacのiTunesライブラリの音楽やiPhoneやiPad、iPod touch内の楽曲などを、対応機器にネットワーク経由で伝送し、再生できるようにするアップルのネットワークオーディオ規格。アップグレードを行なうことで、ネットワーク接続したPCやMacのiTunesライブラリの音楽を、対象機器で再生できるようになる。

 iOS 4.2がインストールされたiPod touch、iPhoneやiPadで再生中の音楽ファイルを無線LAN経由で対応機器にストリーミングし、再生できるほか、iTunesから機器のボリュームコントロールも可能。また、iPhone/iPod touch用のアプリである、アップルの「Remote」を使ってiTunesの操作が可能で、iPhone/iPod touchをAV機器のリモコンのように使うこともできる。

 なお、RCD-N7については、現在IEEE 802.11b方式の無線LANがつながりにくくなっており、デノンでは後日アップデートを予定しているという。それまでは、IEEE 802.11gで接続するよう呼びかけている。



(2011年 2月 1日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]