バッファロー、Pogoplug内蔵「LinkStation Cloud Edition」

-RAID対応4TB版や、24,360円の1TB版も。DLNA対応


大容量・データ保護対応の「CS-WV/R1シリーズ」

 バッファローは、スマートフォンやタブレット端末からのアクセスを想定したネットワークHDD「LinkStation Cloud Edition」(リンクステーション クラウドエディションを11月下旬に発売する。2ドライブ内蔵で大容量・データ保護対応の「CS-WV/R1シリーズ」4TB、2TBと、エントリーモデル「CS-Xシリーズ」2TB、1TBをラインナップする。

 価格と容量、型番は以下のとおり。


HDD容量型番価格
4TB
(2TB×2)
CS-WV4.0/R157,855円
2TB
(1TB×2)
CS-WV2.0/R146,725円
2TBCS-X2.029,925円
1TBCS-X1.024,360円

 また、録画対応テレビ接続用のHDDに、テレビ背面への取り付けキットをセットにした「HD-PCT1TU2G/BV」も11月下旬に発売する。容量は1TB。価格はオープンプライス。直販サイトでの価格は16,800円。



■LinkStation Cloud Edition

エントリーモデル「CS-Xシリーズ」

 静止画や音楽、動画などのファイルを保存し、LAN内のPCだけでなく、屋外からスマートフォンやタブレットでアクセスできるネットワークHDD。

 インターネット経由でのアクセスを実現するために、パーソナルクラウドの機器/ソフトウェアを展開している「Pogoplug」の技術を、LinkStation Cloud Editionに搭載。WebブラウザーやPogoplug対応のアプリを使い、様々な機器からHDDにアクセスできる。PogoplugアプリはiOS版、Android版の両方が無料で用意されている。なお、月額利用料金などはかからない。

 DLNAサーバー機能も備えており、DLNA対応テレビやプレーヤー、ゲーム機器などにコンテンツを配信可能。また、HTML5のストリーミング再生技術に対応。各種HTML5の表示に準拠したブラウザからも、映像/音楽が再生できる。

 保存してあるファイルをインターネットに公開できる、リンクURLも生成可能。メールやTwitter、Facebookなどで活用できるという。

 「CS-WV/R1シリーズ」は、別途USB HDDを接続する事で、HDD容量を増やす事も可能。指定したフォルダを定期的・自動的にバックアップする事もでき、内蔵HDD内だけでなく、USB HDDや別のLinkStation Cloud Editionにバックアップする事も可能。HDDに保存したファイルを、条件に合わせて一括で探せる検索機能も搭載する。また、RAIDモードも利用でき、ミラーリング(RAID 1)も可能。

 「CS-WV/R1シリーズ」と「CS-Xシリーズ」のどちらも、プリントサーバー機能を搭載。また、BitTorrentクライアントも内蔵している。Mac OS X 10.5 Leopardから搭載されている自動バックアップ機能「Time Machine」にも対応する。

 外形寸法と重量、最大消費電力は、「CS-WV/R1シリーズ」が86×204×127mm(幅×奥行き×高さ)、約2.3kg、48W。「CS-Xシリーズ」が45×150×175mm(同)、約1.1kg、18W。



■HD-PCT1TU2G/BV

 1TBのUSB接続HDD。テレビの背面に取り付けるための器具がセットになっており、VESA規格のネジ穴に取り付けられる。長さ80cmのUSBケーブルが付属。最大65型までに対応するという。

HD-PCT1TU2G/BVテレビの背面に取り付けたところ

 また、2段に重ねて取り付ける事が可能。同じモデルをもう一台購入するか、テレビ取り付けキット「OP-HDP-TVK2」と、同キットに対応するポータブルハードディスクを用意すれば、2台重ねての取り付けが可能。


(2011年 11月 16日)