日立マクセル、内蔵HDDを500GBにしたiVDRレコーダ

-WチューナでiVDR-Sか内蔵HDDに録画。DLNA対応


VDR-R2000.G500

 日立マクセルは、リムーバブルHDD「iVDR-S」や内蔵HDDへの録画機能を備えた地上/BS/110度CSデジタルレコーダ「iV(アイヴィ)ハードディスクレコーダー」、「VDR-R2000.G500」を2月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45,000円前後。

 2011年6月に発売した「VDR-R2000」の内蔵HDD 250GBを、500GBに倍増させた追加モデル。内蔵HDDにテレビ放送を録画できるほか、iVDR-Sスロットも備えており、別売のリムーバブルHDD「iVDR-S」への録画も可能。さらに、DTCP-IPサーバーなどのネットワーク機能も備えている。

 地上/BS/110度CSデジタルチューナを各2基搭載。内蔵HDDへの2番組同時録画に対応する。MPEG-2 TS録画に加え、MPEG-4 AVC/H.264での録画にも対応。録画モードはTSがHD/SD解像度の2種類、AVCがHDの2/4/8倍モードと、SD(24倍)の4種類を用意する。モード名は順にTSE、TSX4、TSX8、TSX24。

 iVDR-Sに録画やダビングした番組を、日立Woooなどの対応製品に挿入し、視聴する事も可能。また、Ethernet端子も備え、DLNAのサーバー/クライアント機能もサポート。DTCP-IPにも対応しており、LAN内にある対応テレビなどで、「VDR-R2000.G500」に録画した番組を再生したり、対応テレビで録画した番組を「VDR-R2000.G500」から再生する事も可能。

 DLNAのAVネットワークダビングに対応したBDレコーダを使用すれば、内蔵HDD、またはiVDR-Sに記録した番組をBDレコーダを使って、BDメディアに書き出す事も可能になる。

 番組検索用に、おすすめ、注目番組情報、キーワード検索の3機能を用意。過去の録画履歴を分析し、好みの番組を自動でお薦めする機能も備えている。キーワード自動録画で録画した番組を、検索条件で整理して表示する事もできる。

 SDカードスロットも備え、動画や静止画の表示が可能。出力端子は1080p出力対応のHDMI(CEC対応)と、S映像、コンポジット、光デジタル音声、アナログ音声を各1系統装備。外形寸法は297×224×66mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.3kg。消費電力は約26W(待機時0.3W)。リモコンも付属する。


(2012年 2月 20日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]