ニュース

パナソニック、「快聴音」機能で声を強調するTV用Bluetoothスピーカー

 パナソニックは、テレビの音をBluetoothで伝送して、手元で聴くことができるスピーカーシステム「SC-MC20」を2月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後。カラーはホワイト(W)とブラック(K)の2色。

SC-MC20 スピーカー(ホワイト)
SC-MC20 スピーカー(ブラック)
ワイヤレス送信機

 テレビのイヤフォン出力などに接続する送信機と、円形のBluetoothスピーカーのセット。人の声を強調する「快聴音」機能を搭載し、ONにするとニュースやドラマなどの音声を聴き取りやすくする。Bluetooth 3.0+EDRに準拠し、プロファイルはA2DPに対応。コンテンツ保護規格のSCMS-Tもサポートする。音声コーデックはSBC。伝送距離は最大約10m。

 スピーカー部は単体でBlutoothスピーカーとして利用でき、スマートフォンなどからワイヤレスで音声を受信・再生可能。また、スマホ/タブレット用アプリ「Panasonic Music Streaming」(無料)を使用して、ネットワーク上にあるPCやNASなどのDLNA対応機器に保存した音楽を、スマホ経由でワイヤレス受信し再生できる。ステレオミニのヘッドフォン出力も搭載。スピーカーユニットはフルレンジ3.6cm径×2で、最大出力は1W×2ch。

「Panasonic Music Streaming」アプリの使用イメージ
操作ボタンは側面に配置

 電源ボタンは従来品(SC-MC10)比で約2倍の12mm幅とし、操作性を向上。電源はACのほか、1,400mAhのバッテリを内蔵し、8時間の充電で約10時間連続再生できる。外形寸法は104×45mm(直径×高さ)、重量は約191g。

 送信機はAC電源で動作する。消費電力は約0.4W(待機時約0.3W)。外形寸法は44×69×16mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約25g。

(一條徹)