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ケンウッド、GUI一新で"スマホ感覚"操作の「彩速ナビ」2機種
(2014/2/6 13:06)
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドのカーナビ「彩速ナビ」の新機種として、スマートフォン感覚で操作ができる「Type-L」シリーズ2機種を3月中旬に発売する。いずれもオープンプライスで、店頭予想価格はDVD/CD/USB/SD対応の「MDV-L401」が70,350円前後、CD/USB/SD対応の「MDV-L301」が65,100円前後。
従来モデルからホーム画面や操作画面構成などのGUIを一新した、彩速ナビシリーズのエントリーモデル。これまで上位機種のみに採用されてきたフリックやドラッグなど、スマートフォン感覚の操作性を取り入れている。
ディスプレイはいずれも7型タッチパネルで、解像度は800×480ドット。バックライトは白色LEDを採用している。ワンセグチューナやUSB端子、SDカードスロット(SDXC対応)、AM/FMチューナも搭載。L401はDVD/CDドライブ(VRモード対応)、L301はCDドライブを備える。CDから別売のSDカードにダイレクト録音も可能(L401は最大4倍速、L301は最大2倍速)。音質は標準/高音質の2種類から選択できる。iPhone/iPod touchなどを接続し、端末内に保存した音楽の再生が可能なほか、iPhone内の動画や写真をナビ画面に表示するExternal modeも搭載する。
SD/USB再生の対応ファイル形式は、音楽がMP3/WMA/AAC/FLAC/WAV/Ogg(Vorbis)、動画がMPEG-4 AVC/H.264、MPEG-4、WMV。アンプは最大出力50W×4ch。走行速度に応じてリアルタイムに音質を自動補正する「Drive Equalizer +」や、スピーカーの再生周波数に合わせて音質を補正する「スピーカー補正」機能を備える。
ナビは、自車位置を見失うことなく子画面で広域地図を表示する「フライビューマップ」や、検索結果を地図上にピンで表示する「ピンドロップ周辺検索」などの機能を搭載。準天頂衛星「みちびき」に対応し、従来電波を受信しにくかったビル街などでも現在位置を測位しやすくなっている。地図データなどは独自の圧縮技術「S3フォーマット」を採用し、高速レスポンスを実現。また、iPhoneと接続し、リモート操作や目的地設定をiPhoneから行なえるiOSアプリ「NaviCon」にも対応する。