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キヤノン、「iVIS mini」でネット中継/パンテーブル操作を可能にするファームアップ

iVIS mini
カメラパンテーブル「CT-V1」

 キヤノンは、コンパクトなビデオカメラ「iVIS mini」の新ファームウェアを10日に公開した。4月10日発売のカメラパンテーブル「CT-V1」(9,980円)やアプリとの連携が可能になり、インターネット経由でのライブ映像確認や操作が行なえるようになる。

 なお、カメラパンテーブル「CT-V1」の発売は従来「4月」とアナウンスされていたが、4月10日から販売が開始されている。

 ファームアップにより、専用アプリ「CameraAccess plus」とカメラパンテーブル「CT-V1」に対応。アプリを用いて、インターネット経由でカメラが捉えているライブ映像をスマートフォンなどから確認できる。さらに、上に乗せたカメラを200度の範囲でパンニングできる、別売カメラパンテーブル「CT-V1」との連携も可能になる。

 ほかにも、カメラの電源投入から撮影可能になるまでの時間を、従来の約9秒から約5秒に短縮。

 操作面では再生ボタンを0.5秒以上押すと、「撮影モード」と「再生モード」が切り換わるように変更。動画撮影中には「再生ボタン」の機能を停止。さらに、静止画撮影後に「再生ボタン」を長押しすると、静止画の「再生モード」に切り換わるようになる。

 別売アクセサリのスプラッシュプルーフケース「SP-V1」装着時の使い勝手も改善。静止画撮影後、撮影した写真を確認できるようになった。撮影モード設定メニュー内の「マクロ」の位置を「オート」の上に配置することで、マクロ設定も素早くできるようになった。

iVIS mini/PowerShot Nの無償貸出キャンペーン

 「iVIS mini」と、2つのレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「PowerShot N」の貸出キャンペーンも実施する。応募者から抽選で合計130人に、20日間無料で製品を貸し出すというもので、台数はiVIS miniが80台、PowerShot Nが50台用意される。

 名前は「つかってみてキャンペーン」。応募の受け付け期間は4月10日(木)~4月23日(水)まで。当選者にはメール、または電話で連絡が来る。

(山崎健太郎)