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HDライブ配信「LiveShell PRO」でYouTube Live対応強化

DashboardでYouTube Live配信操作を完結

LiveShell PRO

 Cerevoは、PC不要でHDライブ配信が可能なライブ配信専用機「LiveShell PRO」のYouTube Live配信を強化するアップデートを実施した。

 YouTube Liveは、動画共有サービス「YouTube」のライブ配信機能。当初は一部企業向けなど限定的に公開されていたが、その後段階的に一般ユーザーへも提供開始され、現在はGoogleアカウントを持っていれば、誰でも無料で利用できる。

 これまでもLive Shell PROでYouTube Liveを利用できたが、配信を行なうにはYouTube LiveのWebサイトで設定を行なったあと、LiveShell PROの管理サービス「Dashboard」へ、配信先URLを再度設定する必要があった。

 Rev.3515以降のファームウェアと新Dashboardにより、YouTube Liveイベントの作成から配信までをDashboardから行なうことができるようになった。また、YouTube Liveのプレビュー画面も、Dashboardで表示できるようになったため、YouTube Live配信関連の一連の操作がDashboard内で完結可能になった。

YouTube Liveに対応
配信画面

 また、同機能はCerevoが発売予定のライブ配信機能搭載ビデオスイッチャー「LiveWedge」でも利用可能となる予定。ただし、LiveShell PROの前モデル「LiveShell」については、YouTube LiveがH.263非対応のため、YouTube Live利用はできない。

(臼田勤哉)