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500種以上のヘッドフォン関連製品が試聴できる「ポタフェス」20日、21日秋葉原で開催

 161ブランド以上が参加、500種類以上のイヤフォン、ヘッドフォン関連製品の試聴ができるイベント「第六回ポータブルオーディオフェスティバル2014」(通称:ポタフェス)が12月20日、21日の2日間、東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催される。入場は無料。

会場となるベルサール秋葉原。写真は第4回のもの

 大阪日本橋と秋葉原に店を構える、イヤフォン/ヘッドフォン専門店「e☆イヤホン」によってスタートしたイベントだが、今回からポタフェスをより大規模なイベントに育てていくため、ポタフェス運営事務局を設立、事務局が主催するという形になっている。

 今年の6月に開催された「第5回ポタフェス」には、2日間で2万人が来場。前回までは音楽ライブなども行なっていたが、今回は3フロア全てのスペース(約2,400m2)を使い、国内外のブランド161以上(前回比117%増)を集めているのが特徴。「国内最大級のオーディオ体感イベント」としている。今回の来場者目標は3万人。

 地下のフロアでは、カスタムイヤフォンのブランドを集めた「カスタムIEMコーナー」を用意。1階には過去最大という物販スペースも用意し、試聴だけでなく、製品を購入する事もできる。

注目展示

 TOP WINGは、12月19日に発売する北京informediaのオーディオブランド・Lotoo(ロトゥー)のハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「PAWGold」を、イベント初出展する。NAGRAのポータブルレコーダなどをODMで手掛けているメーカーで、192kHzまでのPCMデータや、DSD 5.6MHzまでのネイティブ再生に対応。DACチップはバーブラウンの「PCM1792」を使っている。

ハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「PAWGold」

 2014年1月に設立された、シンガポールのエレクトロニクスブランドAAWのカスタムイヤフォン新製品がイベント当日に発売される。3基のバランスド・アーマチュアユニット(BA)を搭載した3ウェイの「W350」119,900円(税込/予価)、ダイナミック型とBA×4ウェイのハイブリッド「W500」169,900円(税込/予価)などをラインナップ。イベント初日からオーダー受付を開始する予定。

 ヤマハは、イヤフォンヘッドフォンに加え、ヤマハ発動機のMotoGP参戦バイク「YZR-M1」を1階入口付近に展示。

 さらに、マスプロ電工も参加。同社が取り扱う、半天球撮影が可能なアクションカメラ「Kodak SP360」を使ったタイムラプス撮影を会場内で実施。参加できない人も、会場の雰囲気が感じられるようにするという。

Kodak SP360

(山崎健太郎)