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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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カノープス株式会社は、ゲームボーイアドバンスSP/ニンテンドーDS用のSDカードAVプレーヤー「プレイやん」に対応した動画・音声ファイルを、手軽に作成できるという変換ソフト「かんたん換太郎 for Nintendo」を発売する。対応OSはWindows 2000/XP。
同社の直販サイトで2月末からダウンロード販売が開始され、価格は3,990円。また、プレイやんをセットにしたモデルも500台限定で、7,980円で販売される。ソフトウェアはダウンロード提供、プレイやんは別途発送される。 かんたん換太郎 for Nintendoは、PC内に保存されている動画・音声ファイルを、プレイやんの対応形式に変換するためのソフトウェア。携帯ゲーム機を模したコミカルなGUIを採用しており、動画・音声の変換やSDカードへの転送が手軽に行なえるという。
入力動画は、DirectShow経由でキャプチャするため、Windows Media Playerで再生可能なファイルであれば変換できるという。ただし、著作権保護された映像やストリーミング放送は変換できない。
プレイやんの対応フォーマットは、動画がSD-Video形式のMPEG-4、動画の音声フォーマットはG.726に対応。プレイやんの価格は本体のみが5,000円で、動画作成用の松下製ソフト「MediaStage Ver.4.2 for Nintendo」をセットにしたモデルは6,000円となっている。
ソフトウェアを起動すると「おんがくをえらぶ」、「SDかーどにおくる」、「ムービーをえらぶ」などのメニューが表示され、変換/転送したいファイルを選択するだけで処理が行なえる。なお、変換からメモリーカードへのコピーまでを自動で行なう「かんたんモード」と、保存先をHDDにも指定できる「エキスパートモード」の2種類を用意している。
動画変換モードは、高画質、標準、長時間の3つのモードを用意。各モードのビットレートや解像度は下表の通り。256MBのカードを使った場合、高画質で約43分、標準で約64分、長時間で約83分の収録が可能となっている。
■ 「PSP用変換ソフトも3月に発売したい」
かんたん換太郎 for Nintendoの開発経緯について、コンシューマ事業本部CP企画マーケティング室の伊左次裕課長は「任天堂の方から、“かんたん換太郎のようなGUIで、手軽に動画が作れるソフトを作って欲しい”と声をかけられた」と話す。 MediaStage Ver.4.2 for Nintendoでも対応動画は作成できるが「ゲーム機は子供がメインで使うもの。MediaStageよりも簡単に作成できるソフトが必要だ。また、任天堂からはMediaStageが対応していないWindows 2000もサポートして欲しい」などの要求があったという。
なお、プレイやん用の変換ソフトが発売されると、SCEIのPSP用の変換ソフトも気になるところ。伊左次課長は「PSP用ツールについても開発は進めており、現在メモリースティックビデオフォーマットに関する申請などを行なっている段階。仕様は未定だが、動画や音声だけでなく、静止画なども変換できるようにしたい。発売時期も未定だが、早ければ3月にでも発売したいと考えている」という。
□カノープスのホームページ
(2005年2月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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