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ソニー、「SonicStage Mastering Studio」のアップデータ
-独自の「DSD」ディスク作成が可能に。MusicID対応
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ソニーは13日、同社製PC「VAIO」に添付されている「SonicStage Mastering Studio」の最新アップデータを公開。DSDディスクの作成などに対応しており、バージョンは「2.1」。アップデータのファイルサイズは容量は約13.2MB
同バージョンから、SonicStage Mastering Studioで作成したDSDフォーマットの音声ファイルを、ディスクに書き込んで保存する「DSDディスク」の作成が可能になった。ただし、SACDとは互換性が無く、VAIO独自規格となっているため、高音質エンジン「Sound Reality」を搭載し、SonicStage Mastering Studio Ver.2.1がプリインストールされたVAIOの「Do VAIO」、もしくはWindows Media Playerでのみ再生可能となる。
さらに、上記機能と関連し、Windows Media PlayerでDSDファイルの再生も可能となる。また、主に業務用機器で採用されているDSDIFFファイルの読み込みに対応。TASCAMのDSD録音対応レコーダ「DV-RA1000」(189,000円)で録音したDSDIFFファイルを取り込み、カット編集などが行なえる。
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A&Vフェスタ2005では、DV-RA1000で記録したDSDデータ(DSDIFFファイル)をVAIO側で読み込ませるデモが行なわれていた。今回のアップデータで同様の機能が追加される |
ほかにも、楽曲情報取得に利用していた情報サービスを、従来のMoodlogicからGracenote MusicIDに変更。Ver.2.1からはGracenote MusicIDから情報を取得するようになり、VAIOに保存されているMoodLogicの登録情報はアップグレード時に削除される。
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ダウンロードページ
http://vcl.vaio.sony.co.jp/download/SP-011037-00.html
□追加機能の詳細説明ページ
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/Solution/SonicStageMasteringStudio/feat2.html
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(2006年1月16日)
[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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