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株式会社東芝は、容量4GBで、データ転送規格「Class4」に対応したSDHCメモリーカード「SD-HC004GT4」を9月に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円前後の見込み。 また、miniSDカードの約4分の1の体積で、世界最小となるメモリーカード「microSD」もデジタルカメラや携帯電話用として7月から順次発売される。メモリ容量は256/512MB、1GBの3モデル。価格はオープンプライス。各モデルの発売時期と店頭予想価格は以下の通り。
■ SDHC 「SDHC」は、SDメモリーカード規格Ver2.00に準拠したカードの名称。カードの形状や著作権保護機能などは従来のものと同じだが、ファイルシステムがこれまでのFAT16/12からFAT32に変更され、従来の最大容量である2GBを越え、最大32GBまでの大容量化が可能。ファイルシステムが変更されるため、FAT12/16にしか対応していない機器でSDHCをサポートすることはできない。 SD-HC004GT4の容量は4GB。Ver,2.00では動画の連続的な記録に適したカードの性能区分として、転送速度の最低速度保証値を“クラス”として定義しており、「Class2(2MB/sec:16Mbps)」、「Class4(4MB/sec:32Mbps)」、「Class6(6MB/sec:48Mbps)」が設けられている。 SD-HC004GT4はこの中の「Class4(4MB/sec:32Mbps)」に対応。最大書き込み速度は6MB/sec(48Mbps)を実現しており、「動画や高画素画像を扱うデジタルビデオカメラやデジタルカメラでの利用を想定している」という。
■ microSD miniSDよりも小さいメモリーカードで、外形寸法は15×11×1mm(縦×横×厚さ)、重量は約0.4g。サイズは小さいがSDカード規格に準拠しており、CPRMを使った著作権保護機能も備えている。
アダプタを接続することで、通常のSDカードリーダなどでリード/ライトが可能。同社では、高画素カメラ機能や音楽プレーヤー機能などの搭載が進む携帯電話への搭載を想定している。
□東芝のホームページ
(2006年6月28日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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