BD版「AKIRA」が北米で累計出荷数3万枚を突破へ

-バンダイビジュアル発表。販売予測を5万枚に上方修正


Blu-ray版「AKIRA」

(c)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会

3月19日発表



 バンダイビジュアル株式会社は、2月に日米同時発売された「AKIRA」のBlu-ray Discビデオの出荷数が北米で2万枚、日本で1万枚を記録したと発表した。

 特に北米エリアでは入手困難な状況が続き、急遽追加生産が決定。4月上旬までに1万枚の追加出荷を行なう予定で、北米での累計出荷数は3万枚を超える見込みとなり、北米エリアでの販売予測を5万枚に上方修正したという。

(c)1988マッシュルーム/アキラ製作委員会

 BD版「AKIRA」はアニメでは世界初という、日本語の5.1ch音声(ドルビーTrueHD)を24bit/192kHzで収録しているのが特徴。192kHzはBD-ROMのサンプリングレートとしては最高値であり、最大チャンネル数は192kHz時で6chまでとなっている(48/96kHzでは8chまで)。同社では「本作独特の音楽をはじめ、豊かで迫力あふれるサウンドトラックを、幅広い帯域に渡って原音に忠実に再生することができる」としている。

 映像もBD版のために新たにHDテレシネを行なったニューマスターを使用。ディスクは片面2層で、フォーマットはMPEG-4 AVC。日本語と英語の字幕も収録する。封入特典として特製ブックレットを同梱。映像特典として、特報映像や予告編、絵コンテ集を収録している。価格は8,190円、北米では49.98ドル(税抜)。



(2009年 3月 19日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]