NHKがリオ五輪を4Kネット配信する実験。ひかりTV上で4K中継/VOD

　NTTぷららは、テレビ向け配信サービス「ひかりTV」において、NHKが実施するリオ・オリンピックの4Kネット配信の実験に対応すると発表した。8月5日から順次配信予定で、4Kテレビと、実験に対応したひかりTVチューナを使用しているユーザーが視聴できる。

ハイブリッドキャストを通じた配信実験の視聴に必要な条件

　NHKが実施する実験はハイブリッドキャストを通じて行なうものと、NHKオンデマンドで実施するものの2種類ある。配信方法によって視聴条件が異なる。また、配信内容は今後NHKが決定する。

　ハイブリッドキャストを通じての実験は8月5日開始予定で、4Kでのライブストリーミングと、4K VOD配信を予定。対応チューナは「ST-3400」で、ひかりTVの基本サービスを利用できるプランに契約していれば、追加料金無しで視聴可能。ひかりTVの地上デジタル放送のIP再放送サービス提供地域に住んでいる必要がある。表示する4Kテレビは、HDMI 2.0とHDCP 2.2対応のもの。

　ひかりTV上のNHKオンデマンドにおいて、4K解像度のVOD作品を8作提供する。一部の作品は無料で提供し、ひかりTVのテレビ向けプランに契約していれば視聴可能。有料作品は、各話216円(税込)で24時刊再生可能。「見逃し見放題パック」(月額税込972円)加入者は追加料金無しで視聴可能。

　対応するチューナは「ST-3400」、「ST-4100」、もしくは「ひかりTV 4K」対応チューナー内蔵テレビ。4KテレビはHDMI 2.0、HDCP 2.2対応が必要。