ひかりTV、NHKの平昌五輪4Kネット配信をライブ視聴可能に

　NTTぷららは、映像配信サービス「ひかりTV」において、NHKが実施する平昌(ピョンチャン)オリンピックの4K配信の試験提供に、2月9日から対応すると発表した。4Kテレビと、実験に対応したひかりTVチューナを使用しているユーザーが視聴できる。

　NHKによる「テレビ放送の同時配信の試験的な提供(試験的提供C)の実施」に基づく試験に、ひかりTVが対応。オリンピック映像の4K配信は、’16年8月のリオ五輪に続いて2度目となり、「前回よりも配信設備を強化し、より安定した4K映像をお届けできるようになった」としている。

　試験放送は、ハイブリッドキャストを通じて行なうものと、NHKオンデマンドで実施するものの2種類がある。視聴できる4Kテレビは、HDMI 2.0とHDCP 2.2対応のもの。

　ハイブリッドキャストを通じた試験は2月9日開始予定で、4Kライブ配信と、4K VOD配信を予定。配信番組は、フィギュア団体(男子フリー/女子フリー)やスノーボード、ハーフパイプ女子決勝、フリースタイルスキー モーグル男子決勝などで、番組内容や放送日時などの詳細はNHKのページで案内している。

　対応チューナは「ST-3400」で、ひかりTVの基本サービスを利用できるプランのいずれかを契約していれば、追加料金無しで視聴可能。ひかりTVの地上デジタル放送のIP再放送サービス提供地域が対象となる。視聴条件の詳細はひかりTVのページを参照のこと。

　ひかりTV上のNHKオンデマンドでは、4K画質のVOD番組を8本、2月中旬より順次配信する。一部の作品は追加料金無しで提供し、ひかりTVのテレビ向けプランに契約していれば視聴可能。有料作品は、各話216円(税込)で24時間再生できる。「見逃し見放題パック」(月額税込972円)に加入していれば追加料金無しで視聴可能。

　対応するチューナは「ST-3400」と「ST-4100」で、ひかりTV 4K対応チューナを内蔵したテレビでも見られる。