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オンキヨー、旭化成DAC 2基のネットワークプレーヤー。e-onkyoダウンロード対応

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、オンキヨーブランドのハイレゾ対応ネットワークオーディオプレーヤー2機種を9月下旬に発売する。価格は、DAC 2基でツインモノラル構造の上位モデル「NS-6170(S)」が105,000円、シングルDACの「NS-6130(S)」が59,000円。

NS-6170(S)

 いずれも、EthernetやUSB HDD経由でDSD 11.2MHzや、FLAC/WAV/AIFF/Apple losslessの192kHz/24bitなどのハイレゾ音源を再生可能。別売USB HDDに保存したファイルも再生でき、PCやNASなどが無くても利用できる。

 また、ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」と連携する「e-onkyoダウンローダー」により、スマホなどで購入した楽曲を、USB HDDへ自動でダウンロード可能。外出先で購入すると家のNS-6170/NS-6130で再生できる。e-onkyoダウンローダーは、後日行なわれるファームウェアアップデートで提供される。

 上位モデルのNS-6170は、384kHz/32bit対応の旭化成エレクトロニクス製DAC「AK4490」と、DACからの出力段に配置してデジタルノイズを低減する独自の「DIDRCフィルター」をL/R各チャンネルに搭載するツインモノラル構造を採用。各回路の電源部にハイグレードコンデンサを採用する。

 さらに、LR独立専用巻線を用いたカスタムEIトランスを採用。チャンネルの分離度を高め、「躍動感とともに、精緻なハイレゾ音源を表現するためのクリアな力強い音を実現する」という。

 NS-6130のDACは384kHz/32bit対応の「AK4452」。独自のパルス性ノイズ低減回路「VLSC」(Vector Linear Shaping Circuitry)を搭載し、ハイレゾ音源の高品位な再生を追求している。

NS-6130(S)

 無線LANはIEEE802.11a/b/g/n対応で、5GHz/2.4GHzのデュアルバンドをサポート。両機種ともAirPlayに対応するほか、後日のファームウェアアップデートでGoogle Cast for Audioにも対応。手持ちのスマートフォン/タブレット、Windows PC、Chromebook、MacにインストールしたGoogle Cast対応音楽アプリが利用できる。そのほか、インターネットラジオのTuneInやradiko.jp プレミアムにも対応する。

 音声出力は、NS-6170が光/同軸デジタルとアナログ(RCA)を各1系統、NS-6130は同軸デジタル/アナログ(RCA)を各1系統装備する。

 アルミ製フロントパネルと高剛性のフルフラットシャーシを採用。ノイズ発生の要因となる振動の抑制を図っている。外形寸法と重量は、NS-6170が435×317×100mm(幅×奥行き×高さ)、4.5kg。NS-6130が435×318×100mm(同)、3.5kg。