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Noble Audio、BA 10基の最上位イヤフォン 「Kaiser Encore」。約6.5万円の「Sage」も

 宮地商会M.I.D.は、Noble Audioの新製品として、ユニバーサルタイプのイヤフォン 「Kaiser Encore Universal」(カイザー・アンコール・ユニバーサル)と「Sage」(セージ)を9日に発売する。価格は 「Kaiser Encore Universal」が226,800円(税込)、「Sage」が64,800円(税込)。なお、Kaiser Encoreにはカスタムモデルもあり、WAGNUS.が取り扱う。

Kaiser Encore Universal

 どちらのモデルも、精密なマシニングカットを採用したアルミニウム・ハウジングを採用。「スマートフォンやデジタルオーディオプレーヤーでの駆動に最適」という高感度も実現。ケーブルは着脱可能で、2ピンを採用している。

Kaiser Encore Universal

 「Kaiser Encore」は、Noble Audioのフラッグシップモデル「Kaiser10」の後継。Kaiser10と同様に、片側に10基のバランスド・アーマチュアユニットを搭載。独自開発の「Noble Driver」を採用している。

 音響性能と基本的概念はKaiser10を踏襲、Kaiser Encoreではミッドレンジに改良を加え、「ディテールの鮮明な表現力と全帯域に通じたバランスの向上を実現した。広大な空間で音が舞い躍るワイドなサウンドステージが確保され、音像がくっきりと現れるクリアな空間表現が可能。ミッドレンジ以外の周波数帯ともシームレスに繋がり、互いに干渉することなく全帯域において正確な再生能力を発揮する」という。

Kaiser Encore Universalの同梱品

Sage

 「Sage」は、「Savantの軌跡を辿り開発が進められた」というモデルで、独自開発のNobleドライバを2基搭載。

Sage

 低域用のBAには、従来モデルと比べて口径の大きなものを採用。ベントポートの設計も再構築し、「ローエンド側の再生周波数が延長され、低域のレスポンスが上昇した」という。

Sageの同梱品