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4Kテレビの国内累計出荷が200万台超え。'16年の出荷台数は前年比約2倍
2017年1月26日 09:30
電子情報技術産業協会(JEITA)は25日、2016年の国内薄型テレビ出荷統計調査の結果を発表した。'16年の4Kテレビの出荷台数は前年比193.6%の121万9,000台で、出荷金額は同166.4%の2,451億円。2011年の4Kテレビ発売からの累計出荷台数は216万台となった。
2016年における国内薄型テレビの出荷数量は、474万8,000台(前年比92.7%)、出荷金額は4,405億円(同前年比107.3%)と、台数はマイナスだが金額は大幅にプラスとなった。この要因は、出荷金額の高い4Kテレビの伸びによるもの。
2016年の薄型テレビ全体に占める4Kテレビの台数構成比は25.7%、金額構成比は55.6%となり、テレビ市場を牽引した。なお、'15年の4Kテレビの構成比は台数が17.9%、金額が35.9%だった。
また、ハイブリッドキャスト対応テレビの2016年出荷台数は、175万8,000台(前年比111.1%)、出荷金額は2,681億円(同114.7%)と伸び、販売開始からの出荷台数の累計は500万台を突破した。