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ベンキュー、4K DLPプロジェクタ「HT8050」を披露。「最高のシネマ体験を」

 ベンキュージャパン(BenQ)は10日に、ホームシネマ向けのDLPプロジェクタ新製品の説明会を開催。2月24日に発売する世界初の民生向け4K DLPプロジェクタ「HT8050」などを披露した。

HT8050

 説明会の中心となったのは、4K DLPプロジェクタの「HT8050」(店頭予想価格66万円前後)と、レンズ交換対応のフルHD DLPプロジェクタ「HT6050」(同37万円前後)。いずれもTHX HD認証を取得している。また、LED光源を採用した4Kプロジェクタ「HT9050」の発売も検討しているという。

LED光源の4K DLPプロジェクタ「HT9050」も発売を検討

初の4K DLPプロジェクタ「HT8050」

 HT8050は、TIのXPR技術をベースとした4K UHD DMDチップを搭載した、民生用の4K DLPプロジェクタ。DMDチップは415万個(2,716×1,528)のマイクロミラーを用いており、各フレームで解像度を830万画素に倍増するデュアルポジションの精度光アクチュエータを経由し、XPR高速技術により4K/UHD化する。DMDチップは415万画素だが、「全米民生技術協会(CTA)の4K UHD仕様を満たしており、4Kロゴを取得している」という。

HT8050

 なお、HDRには対応しておらず、ファームウェアアップデートなどでの対応予定も「現時点ではない」とのこと。ただし、海外発表時からHDRについての問い合わせが多く、HDR対応製品の早期投入も検討中としている。

0.66型の4K対応DMDチップを搭載
他社の4Kエンハンスメント方式に対する優位性
他社のe-shift方式に対する優位性

 明るさは2,200ルーメン、ダイナミックアイリス利用時のコントラストは5万:1。カラースペースはRec.709。ISFキャリブレーション訓練を受けた専門技術者がテストし、ソフトウェアの最適化や製造ラインの品質管理を徹底。製品ごとに最終色テストを実施してから出荷している。カラーホイールは6倍速のRGBRGB。な

 THX HDデイスプレイ規格認証を取得。投写サイズは95~300型。3Dにも対応する。レンズは1.5倍の光学ズームで、自動でズーム比を調整し、最適なピント調整を行なう「True Zoom」システムを搭載。縦±65%、横±27%のレンズシフト機能も備えている。

THX認証を取得

 HDMIは2系統で、1系統がHDMI 2.0/HDCP 2.2対応。。消費電力は最大384W(待機時0.5W)。動作音は23dB/26dB(エコノミー/標準)。外形寸法は470.7×564.7×224.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約14.8kg。

側面

レンズ交換対応のDLPプロジェクタ「HT6050」

 HT6050は、レンズ交換に対応したプロジェクタ。1,920×1,080ドットのDMDチップを搭載し、明るさは2,000ルーメン、コントラスト比は5万:1。カラースペースはRec.709。カラーホイールは6倍速のRGBRGB。THX HDデイスプレイ規格認証に準拠する。

HT6050

 レンズは1.25倍の光学ズームで、オールガラスレンズを採用。縦±70%、横±5%のレンズシフト機能も備えている。投写サイズは35~205型。3Dにも対応する。

 さらに、ワイドフィックス、ワイドズーム、セミロング、ロングズームなどの4つのオプションレンズも用意。設置環境にあわせて、最適なレンズを選択できる。交換用レンズは受注生産。HDMIは2系統装備。外形寸法は431×321×167mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.8kg

4K DLPで最高のデジタルシネマ体験を

 BenQ Asia PacificのJeffrey Liang社長は、同社のDLPプロジェクタの歴史や、ワールドワイドでの高い販売シェアなどを紹介。さらに、IMAXシアターではすべてDLP方式のプロジェクタが使われているなど、DLPの優位性を強調した。

BenQ Asia PacificのJeffrey Liang社長

 HT8050については、4K/UHD、THX、Cinematic Color、CinemaMaster、HLD(高輝度)の5つの要素の強みを紹介し、「最高のデジタルシネマ体験を届ける」とアピールした。

HT8050の強み