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ビクターの犬マーク「ニッパー」が着ぐるみに。ビクターロック祭りで披露

 ビクターエンタテインメントは、同社ロゴマークやキャラクターグッズとして使われている犬マーク「ニッパー(NIPPER)」をモデルにした着ぐるみ「ニッパーくん」を作成。3月18日に千葉・幕張メッセ国際展示場で開催される「ビクターロック祭り2017」会場で初披露する。

「ニッパーくん」。デザインは千葉のご当地キャラ・チーバくんなど手がけた坂崎千春氏

 ニッパーの認知度向上と、親しみやすいキャラクターの訴求を目的とした取り組み。イベントや、LINE LIVEで配信中の音楽情報番組「6時のラジオ」(毎週木曜18時)、SNSなどを通して認知拡大とビクターのPRを行なっていく

 デザインを手がけたのは絵本作家・イラストレーターの坂崎千春氏で、JR東日本のSuicaペンギンや千葉県のマスコットキャラクター・チーバくんなど数多くのキャラクターデザインで知られる。今回は「ニッパーの愛らしさに溢れた仔犬時代」を想定したイラストを描きおろし、着ぐるみの製造においても造形監修を担当した。

「ビクターロック祭り2017」公式サイト

 「ビクターロック祭り」には、ADAM at、雨のパレード、キュウソネコカミ、サカナクション、Dragon Ash、どうぶつビスケッツ×PPPらが出演。会場では着ぐるみ「ニッパーくん」が来場者と触れ合い交流する、さまざまな企画を用意。「ニッパーブース」では、ニッパーくんのイラストを起用したポーチやトートバック、クリアファイルなどのグッズ限定販売も行なう。

「ニッパーくん」グッズのトートバッグ
ポーチ
クリアファイル

 ニッパーマークは、円盤式蓄音器の発明者であるエミール・ベルリナーが1900年に商標登録した、画家フランシス・バラウドの絵画「His Master`s Voice」が元になっている。人の足を噛む癖があることからNipper(nip:噛む、挟む)と名付けられた。商標を引き継いだ米ビクタートーキングマシーンは、日本法人「日本ビクター」を1927年に設立。「最高の技術と品質の象徴」として自社製品に記してきた。

 なお、JVCケンウッドは14日、ビクターブランドを復活させると発表。今後「誇りと探究心を復活させ、新たな時代を作る」をスローガンに製品を投入していくとしている。

ビクターのニッパーマーク
画家フランシス・バラウドの絵画「His Master`s Voice」