ニュース

J:COM、4K・8K試験放送を3月21日視聴可能に。4Kのみで追加料金なし

 ジュピターテレコム(J:COM)は、NHKと放送サービス高度化推進協会(A-PAB)が実施しているBS放送による4K・8K試験放送を3月21日午前10時より放送する。

放送の流れ。8K→4Kダウンコンバートを行なう

 4K・8Kの試験放送は、2016年8月からNHKが、'16年12月からA-PABが実施しているが、現在、NHKの各放送局など限られた場所でしか視聴できない。

 J:COMは、4K・8K試験放送を、ケーブルネットワークを通じて、J:COMの4K対応のセットトップボックス「4K Smart J:COM Box<録画機能付き>」利用者に提供し、家庭で4K画質で放送視聴可能とする。放送チャンネルは296ch、297ch「4K・8K試験放送」。

 なお、4K・8K試験放送の視聴に伴う追加料金は発生しない。また、J:COM武蔵野・三鷹、川越、春日部、 南横浜は、 4月上旬より開始予定。

 4K・8K試験放送の録画はできない。また、8KやHDRなどの表記に関わらず、すべて4K画質での放送になるほか、音声はステレオ、5.1chで、22.2chや2カ国語放送には対応していない。

 なお、2018年12月以降BS・東経110度CSにより順次開始される4K・8K実用放送は、今回とは異なる仕組みで放送となるため、4K Smart J:COM Box<録画機能付き>では視聴できないという。