ニュース

AKG、1万円を切るプロ向けヘッドフォン「K92」など3機種。40mmドライバ搭載

 ハーマンインターナショナルは、オーストリアAKGのプロフェッショナルシリーズ・ヘッドフォン「K92」、「K72」、「K52」を3月24日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。直販サイトでの価格は、「K92」が9,880円、「K72」が7,880円、「K52」が5,880円。

プロフェッショナルシリーズ・ヘッドフォン「K92」

 いずれも密閉型のアラウンドイヤーヘッドフォン。搭載しているユニットは、AKGの技術を惜しみなく投入したという新設計の40mm径ダイナミック型で、「エントリークラスながら音のディティールを高いレベルで再現でき、密閉型ハウジングと合わせて、自宅やスタジオなど場所を選ばずに集中して音楽が楽しめる」という。

「K92」

 3モデルで音のチューニングが異なり、「K52」は「解像度が高く、中庸なサウンドバランスと広いサウンドステージを実現しながら、ベーシックなAKGサウンドを楽しめる」、「K72」は「低音域の押し出し感を高めた」、「K92」は「よりワイドレンジ再生を実現した」という。

「K72」
「K52」

 インピーダンスは32Ωで、プロ向けの利用も想定しながら、低インピーダンス設計にする事で、ポータブルプレーヤーやスマートフォンでも十分な音量がとれるという。

 上位モデルと同様に、装着するだけでヘッドバンドの長さを調整できるセルフアジャスト機能を採用。軽量デザインと耳を覆う大型イヤーパッドの組み合わせで、快適な装着感を実現。長時間のリスニングやモニタリングでも疲れにくいとする。

 ケーブルの入力端子はステレオミニのストレート。K92の端子のみ、金メッキ仕上げとなる。長さは3mで、K52のみ2.5m。標準への変換プラグも付属。

 再生周波数帯域と感度は、K92が16Hz~22kHzで98dB/mW、K72が16Hz~20kHzで97dB/mW、K52が18Hz~20kHzで95dB/mW。ケーブルを含まない重量は、いずれも200g。