オーディオNAS「fidata」に「USB Perfect Play」が追加

　アイ・オー・データ機器は1日、オーディオ向けNAS「fidata HFAS1シリーズ」向け最新ファームウェアVer.1.41を無償で提供開始した。アップデートにより、一部のUSB DAC接続時に曲頭が欠けて再生されるのを防ぐ「USB Perfect Play」機能を追加。Twonkyサーバー機能の使い勝手も改善する。

SSDモデル「HFAS1-S10」(左上)とHDDモデル「HFAS1-H40」(右)

　「USB Perfect Play」は、曲の先頭に無音再生時間を設け、一部のUSB DACで再生開始時に曲の頭が欠ける症状を改善。[システム設定]内に[USB Perfect Play設定]が追加され、デフォルトは[Auto]となる。アイ・オーが検証済みのUSB DAC使用時は、最適値が自動設定される。

　ネットワークレンダラーの「OpenHome」モード時に再生曲の再生ビットレート・コンテンツ形式の表示に対応。DSD再生時のサンプリングレート表記も改善した。新たにコントロールアプリ「Linn Kazoo」にも対応する。

　Twonkyサーバー関連では、「アーティスト」「アーティスト/アルバム」ツリーで表示するアーティスト名をアルバムアーティストに変更。直下の「楽曲別」を選ぶと、従来と同じくトラックアーティスト別での参照も可能。また、PCM 32bit-floatのWAVファイルが表示されない問題を修正した。

　そのほか、セキュリティ向上が図られる。