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パイオニア、バッテリ不要の世界初Lightningスピーカーフォン「RAYZ Rally」

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、LightningコネクタでiPhone/iPad/iPod touchと接続して簡単に電話会議が始められる、パイオニアブランドのスピーカーフォン「RAYZ Rally」(XW-LTS5)を7月下旬より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14,000円前後。カラーは2色で、アイス(W)が7月下旬発売、オニキス(B)が8月下旬発売となる。iPhone 5以降、第4世代以降のiPad、iPad mini 2以降、第6世代以降のiPod touchで利用でき、対応OSはiOS 10.3以降。

RAYZ Rally(XW-LTS5)のアイス(左)とオニキス(右)

 これに先駆けて、Apple Storeで6月21日から順次販売開始。Apple Store限定カラーのスペースグレイ「XW-LTS5(S)CU」を6月21日、オニキス「XW-LTS5(K)CU」を6月22日から発売する。

Apple Store限定カラーのスペースグレイ(左)とオニキス(右)
「XW-LTS5(S)CU」をiPhoneと接続

 外形寸法62×47×20.5mm(縦×横×厚さ/ケーブル除く)のコンパクトな本体に、直出しのLightningケーブルを備え、iPhoneなどと接続できるマイク付きアクティブスピーカー。低消費電力で駆動し、簡単に電話会議を始められる。会議などの集音に適した全指向性マイクと30mm径のスピーカーを搭載。音声は最大48kHz/24bitに対応。音声アシスタントのSiriも利用できる。

 ポケットなどに入れて持ち運べて、会議室の大小や人数、環境を問わずに利用可能。また、料理や運転、1人で部屋にいる時など、手が離せない作業や状況の中でも声によるコミュニケーションが行なえることから、「会議室にとどまらないさまざまな場所で使える新しいアイテム」として提案する。

 本体に「スマートボタン」を搭載。マイクの集音を遮断するマイクミュート機能や、Siri、楽曲再生中の再生/一時停止、曲送り/曲戻しなど、さまざまな操作がこのボタンで行なえる。

中央にスマートボタンを備える

 Appleの第2世代Lightning Audio技術を採用し、外部バッテリ不要で動作。さらに、他のiPhoneなどを同時に接続できるLightning端子(ジャック)も装備。iPhoneなどに付属するLightnig-USBケーブルで接続することで、電話会議をしながら他のiPhoneを充電したり、iPhoneを使わずPCやMacと接続して電話会議することなども可能。パソコンの対応OSは、Windows 10以降と、Mac OS X 10.11以降。

 スピーカーの最大出力は1W、再生周波数帯域は100Hz~20kHz。ケーブル長は60mm、重量は70g。キャリングポーチなどが付属する。

Lightning-USBケーブルでパソコンなどと接続できるLightningジャックを装備
RAYZアプリで設定