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SNSを声で読み上げ、パイオニアBluetoothヘッドフォン向けに“ながらスマホ”アプリ

 オンキヨーグループは29日、パイオニアブランドのBluetoothヘッドフォン向けに、快適な“ながらスマホ”を可能にするというアプリ「APlay for Pioneer」を公開。オープンベータテストという位置付けで、Android向けとなっている。

快適な“ながらスマホ”を可能にするというアプリ「APlay for Pioneer」

 対象製品は SE-MJ553BT、SE-MS7BT、SE-MJ771BT、SE-MJ561BT。これ以外の機種では、アプリの認証ができず利用できない。オープンベータの募集予定数は100人で、期間は9月30日までを予定。ただし、評価状況により早めに打ち切りになることがあるという。

 カレンダー、天気、路線情報、ニュース、Twitterなどのリアルタイム情報、LINE、Facebook、メッセンジャー、SMSなどのメッセージを、音声で読み上げてくれるアプリ。「ながらスマホ」に向く機能だという。なお、アプリからメッセージの返信機能は利用できない。

 音声読み上げに対応したヘッドフォンを発売しているネインと共同で開発したもので、ネインのヘッドフォン向けアプリ「APlay」を、パイオニアの製品向けにアレンジしたバージョンとなる。

 オンキヨーグループとネインは8月14日に、AIに繋がるヒアラブルデバイス市場への参入に向けた共同開発に関する基本合意を締結。8月28日には、ネインによる第2回無担保転換社債型新株予約権付社債の引受を行ない、協業体制の強化と共同開発を実行している。

左がBluetooth搭載のSE-MS7BT