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TVの7月出荷数は前年比77.4%。オーディオが好調、JEITA統計

 電子情報技術産業協会(JEITA)は29日、2017年7月の民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比90.2%の981億円。内訳は、映像機器が同88.2%の450億円、オーディオ関連機器は同105.5%の72億円。カーAVC機器は同90.2%の460億円。

民生電子機器国内出荷実績推移(金額)
出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 7月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比77.4%の29万台で前年割れ。このうち、4K対応テレビは前年比101.4%の10万3,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は35.7%。4Kテレビの出荷金額は184億円で、薄型テレビ全体の出荷金額283億円に占める割合は65%となった。ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応のテレビは前年比92.9%の13万4,000台で、テレビ全体における割合は46.1%となった。

 サイズ別では、29型以下が同67.6%の4万8,000台、30〜36型が同78.5%の8万6,000台、37〜49型が同73.4%の9万3,000台、50型以上が同94.1%の6万2,000台。構成比は順に16.7%、29.7%、32.1%、21.5%。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比90.9%の19万7,000台。内訳は、BDレコーダが同92.1%の14万4,000台、BDプレーヤーが同87.8%の5万4,000台。ビデオカメラは同95.2%の5万7,000台だった。

 システムオーディオの出荷台数は前年同月比96.5%の9万台。スピーカーシステムは同115.1%の6万台。ステレオヘッドフォンは同103.6%の80万6,000台。ラジオ受信機は同78%の8万台。ICレコーダは同87.5%の6万5,000台。

 カーAVメインユニットは前年比93.3%の217万台。カーナビは同96.9%の47万2,000台。