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JBLとharman/kardonが、Googleアシスタント/Alexa/Cortanaスマートスピーカーを製品化
2017年9月4日 09:25
ハーマンインターナショナルは、「IFA 2017」のブースにおいて、JBLやharman/kardonブランドのスマートスピーカーを披露した。Google Assistant対応の「LINKシリーズ」と、AmazonのAlexa対応「Allure」、MicrosoftのCortana対応「INVOKE」を米国などで今秋より順次発売する。
JBLブランドからは、Google Assistant対応の「LINKシリーズ」3モデルを用意。上位機から順に、50W出力の「LINK 300」が約249ドル、円筒形でアンプが10W×2の「LINK 20」が約179ドル、8W×2の「LINK 10」が約149ドル。'17年秋に発売する。
Google Assistant機能を内蔵。音声操作により、Spotifyなどの音楽サービスの再生ができるほか、Chromecast built-in対応テレビや、照明などと連携する。
LINK 10とLINK 20はバッテリ内蔵の防水仕様で、それぞれ約5時間、10時間の連続使用が可能。LINK 300はパワフルなサウンドを特徴とし、バッテリは内蔵しない。
harman/kardonブランドの製品は、Alexa対応の「Allure」と、Cortana対応「INVOKE」の2モデル。
Allureは、harman/kardonでおなじみのスケルトンデザインの筐体に、360度サウンド対応のスピーカーユニットとサブウーファを内蔵。音声操作により、Alexaの20,000以上のskill(機能やアプリ)を利用できる。価格は約249ドルで、'17年冬に発売予定。
4つのマイクとノイズ低減機能を備え、離れた場所から声をかけても高精度も備える。に認識するという。スマートフォンの音楽をBluetoothで受信して再生することも可能。360度でマルチカラーのアンビエントライトも備える。
「INVOKE」は、MicrosoftのCortanaに対応。ウーファとツイータを各3基使ったパワフルなサウンドを360度方向に放出する。金属グリルの高級感あるデザインも特徴。価格は199ドルで、'17年末に発売予定としている。
高精度に音声を認識できるという点も特徴。デモルーム内で、会話が困難なほど大音量で音楽を再生している中で、「Hey Cortana」と比較的小さな声で話しかけても正しく認識し、再生を一時ミュートして操作の待ち受け状態となることが確認できた。
Microsoftのサービスとの連携として、OfficeでEメールを返信したり、Skypeで近くのピザ屋に注文することなども可能だという。Bluetoothスピーカーとしてスマホなどから音楽を再生したり、音声操作でtuneInなどの対応サービスを聴くこともできる。