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執事の声でニュース、萌え声天気予報など、好みの声でAIコミュニケーションする「Onkyoアプリ」

 オンキヨーは、 AIコミュニケーション関連の技術として、ユーザーが好む声でAIを喋らせるアプリ「Onkyoアプリ」(仮称)を開発。AI利用の楽しさ、 ユニークさを提案するものとして、10月27日~11月5日まで東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」の主催者テーマ展示「TOKYO CONNECTED LAB 2017」SDLコーナーで参考展示する。

執事の声でニュース、萌え声天気予報など、好みの声でAIコミュニケーションする「Onkyoアプリ」 「Onkyoアプリ」(仮称)のイメージ
「Onkyoアプリ」(仮称)のイメージ

 このアプリは、東芝デジタルソリューションズのコミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」の音声合成技術と、オンキヨーの音声入出力に関する技術を組み合わせて開発したもの。RECAIUSは、音声や映像から人の意図を理解し、ビジネスと生活の安心・快適な活動をサポートするサービスで、東芝が研究開発してきた、音声認識、音声合成、翻訳、対話、意図理解、画像認識(顔・人物画像認識)などのメディア知識処理技術(メディアインテリジェンス技術)を融合・体系化したもの。

 これを活用しながら、モーターショーの展示では「Onkyoアプリ」を用いて、アナウンサー、執事、ツンデレ、萌えなど、様々な音声によるテキストの読み上げが体験可能。

 オンキヨーは今年の夏に、スマートデバイスリンク(SDL)コンソーシアムに加盟。今後スマートスピーカーのSDL対応や、モビリティ業界で音に関する技術に基づく製品づくりに取り組む中で、この「Onkyoアプリ」を「オンキヨーならではの付加価値として提案していく予定」だという。