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三菱、SOGO香港にテニスコート5面分超の幅71m「オーロラビジョン」納入
2017年10月26日 13:33
三菱電機は、「SOGO 香港・CVISION(シービジョン)」向けに、香港最大となる大型映像装置「オーロラビジョン」(海外製品名:Diamond Vision)を納入した。10月27日から運営が開始される予定。サイズは19.2×71.68m(縦×横)で、テニスコート5面分(約1,304m2)を超える2,922型(約1,376.3m2)。なお、東京・新宿アルタビジョンのサイズは95.25m2。
LEDの外形を黒色にして非点灯時の輝度を下げ、点灯時とのコントラストを高めて視認性を向上した独自開発の黒色パッケージLEDと、太陽光の直射によるコントラスト低下を防ぐショートルーバーを搭載。従来比1.5倍の高コントラストと下方からの視認角度80度(標準品は45度)を実現したのが特徴。
解像度は1,920×7,168ドット(縦×横)で、縦型のフルハイビジョン映像6画面を表示できる。画素ピッチは10mm、輝度は6,000cd/m2(64段階)。表示階調は各色65,536階調(16bit)。視野角は左右80度、上68度、下80度。
SOGO 香港外壁に設置されるCVISIONは、「Clear」、「Colorful」、「Creative」などの意味が込められ、SOGO 香港が建つ銅鑼湾の英語表記「Causeway」にちなんで名付けられている。「1日に19万人の歩行者が行き交う銅鑼湾地区に設置したCVISIONが世界三大夜景で名高い香港の新名所になることを期待する」としている。
今回のオーロラビジョンは、東京・新宿駅前のアルタビジョンや、ニューヨーク・タイムズスクエアに続く世界有数の繁華街への広告用大型映像装置の納入となる。今回を機に、三菱電機は香港および中国での拡販を図る。