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シャープ、70型4K/HDRでLEDエリア駆動の「AQUOS LC-70US4」。2.1chスピーカー内蔵

 シャープは、70型の4K/HDR対応液晶テレビ「AQUOS LC-70US4」を11月18日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は45万円前後。大画面で気になる反射を抑えながら艶やかな黒を表現するという「N-Blackパネル」や、直下型LEDエリア駆動のバックライトなどを搭載した新シリーズとなる。

シャープ、70型4K/HDRでLEDエリア駆動の「AQUOS LC-70US4」。2.1chスピーカー内蔵 AQUOS LC-70US4
AQUOS LC-70US4

 70型/解像度3,840×2,160ドットのパネルを搭載。LEDエリア駆動(ローカルディミング)技術の「メガコントラスト(ダイナミックレンジ拡張)」を搭載。また、広色域技術「リッチカラーテクノロジープロ」も搭載。HDR対応で、HDMI 1端子は、Ultra HD Blu-ray/ひかりTV/NetflixのHDR映像入力をサポートする。

 パネルは倍速駆動で、LEDバックライトの点滅により残像感を低減する「960スピード」や、映画の24コマ映像を60コマに変換して滑らかに表示する「フィルム・デジャダ-」も利用できる。

 映像エンジンは、4K液晶パネル専用の「AQUOS 4K-Master Engine PROII」。「新・高画質4Kアップコンバート」回路を内蔵し、テレビ放送やBDのフルHD映像も高精細に再現可能としている。

 4K放送の色域信号規格「ITU-R BT.2020」の変換入力に対応。部屋の明るさや映像情報から適した画質調整を自動で行なう「ぴったりセレクト」も搭載。高精細な大画面を活かした「4Kクリア番組表」と「4Kウェブブラウザ」など4K大画面を活かした機能も利用できる。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタル×3で、別売USB HDDへ2番組同時録画しながら他の番組を視聴可能。他のレコーダへのDTCP-IPダビングにも対応する。ひかりTVチューナも内蔵。

 無線LANとLAN端子を備え、映像配信はアクトビラやTSUTAYA TV、Hulu、YouTubeなどが利用可能。Netflixボタンも備える。クラウドゲームのG-cluster機能も内蔵し、別売のゲームパッドやスマートフォンをコントローラーにしてゲームが遊べる。

 HDMI入力は4系統で4K/60p対応。コンポジット映像入力や、アナログRGB(D-Sub 15ピン)入力、光デジタル音声出力、アナログ音声出力、ヘッドフォン出力なども備える。Bluetoothも内蔵。

シャープ、70型4K/HDRでLEDエリア駆動の「AQUOS LC-70US4」。2.1chスピーカー内蔵

 スピーカーは、フルレンジ2基とサブウーファの2.1ch構成で、低域も強化。アンプ出力は10W×2ch + 15W。オンキヨーのピュアオーディオの思想をAQUOSにも採り入れ、「それぞれの音の緻密さ・定位感を自然な形で表現し、臨場感あふれる音空間を実現する」という。さらに、リスニングエリアを広げる音質補正技術「Eilex PRISM」やデジタルフィルタ「VIR Filter」も採用。

 消費電力は約408W、年間消費電力量は230kWh/年。スタンドを含む外形寸法と重量は、156.7×37.5×96.8mm(幅×奥行き×高さ)、約41kg。

シャープ、70型4K/HDRでLEDエリア駆動の「AQUOS LC-70US4」。2.1chスピーカー内蔵 付属リモコン
付属リモコン