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AROMA、12ドライバなどの「Musical Box」イヤフォン。ステンレスプレート搭載

 トップウイングサイバーサウンドグループは、香港・AROMAのイヤフォン「Musical Boxシリーズ(八音箱)」の3製品を12月中旬に発売する。価格は12ドライバ搭載の「Yao」が32万5,000円、7ドライバの「Twins」が22万5,000円、2ドライバのハイブリッド型「Early」が75,000円を予定している。11月3日~4日に東京・中野サンプラザで開催される「秋のヘッドフォン祭」で展示され、試聴可能。

AROMA、12ドライバなどの「Musical Box」イヤフォン。ステンレスプレート搭載 左からTwins、Early、Yao
左からTwins、Early、Yao

 今回の3モデルは、ステンレス製のプレートを筐体に採用したイヤフォン。「既発売のWitch Girlシリーズと比較して濃厚かつソースに忠実な音を目指した」という。7月に行なわれた「ポタフェス2017」でプロトタイプが展示されたが、最終量産版の展示は今回が初となる。Musical Boxシリーズは、合計で8製品のリリースを計画している。

 フラッグシップモデルのYaoは、Knowles製のバランスド・アーマチュア(BA)型ドライバを低域×4、中域×4、高域×2、超高域×2の計12基搭載する。周波数特性は20Hz~20kHz、感度は113dB/mW、インピーダンスは26Ω。

AROMA、12ドライバなどの「Musical Box」イヤフォン。ステンレスプレート搭載 フラッグシップのYao
フラッグシップのYao

 Twinsは、ドライバのクロスオーバーをスイッチで切り替えられるのが特徴。クラシック音源の低域重視と、アニソン/POPSの中高域重視から選べる。Knowles/Sonion製のBAドライバ7基を備え、構成は低域×1、中域×2、高域×2、超高域×2。

 周波数特性は20Hz~20kHz、感度は、114dB/mW(スイッチ上)、111dB/mW(スイッチ下)、、インピーダンスは24Ω(スイッチ上)、32Ω(スイッチ下)。

AROMA、12ドライバなどの「Musical Box」イヤフォン。ステンレスプレート搭載 音質切り替えができるTwins
音質切り替えができるTwins

 エントリーモデルと位置付けられているEarlyは、低域用の8mm径ダイナミック型ドライバとBAドライバが各1基のハイブリッド型。周波数特性は20Hz~20kHz、感度は100dB/mW、インピーダンスは10Ω。

AROMA、12ドライバなどの「Musical Box」イヤフォン。ステンレスプレート搭載 ハイブリッド型のEarly
ハイブリッド型のEarly

 いずれも2ピン端子でケーブルの着脱が可能。付属ケーブルはOCCで長さは1.2m。プラグはステレオミニ。